台風11号に太極拳で立ち向かう男性、強風に煽られ吹き飛ぶ(中国)
台風11号が中国・海南省文昌市に上陸したのは、6日午後4時20分頃のことだ。当時、最大風速62メートル以上を記録した中、一人の男性が台風に立ち向かうかのように太極拳をしている動画がSNSで注目を集めた。
動画には、吹き荒れる強風を真っ向から受けながら技を繰り出す男性の姿が映っており、撮影者が「ねえ、あそこに誰かいるわよ。危険だわ」と話している声が聞こえる。ほどなくすると、男性は強風により自力で立っていられなくなり、近くにある木にしがみついた。
しかし、木は折れそうなほどに曲がり、男性はそのまま強風に煽られて数メートル飛ばされた。その瞬間、撮影者は大きく悲鳴をあげた。それでも男性は負けじと立ち上がったものの、再び強風で地面を転がるように吹き飛ばされてしまった。
その後、男性がどうなったのかは不明だが、この無謀な行為に対して、次のような声が寄せられた。
「太極拳では台風に勝てなかった。」
「彼はもっと武術のトレーニングをするべきだったね。」
「内面の強さが足りないから、より高度な武術を極めたくなって、変な行動に出たんだよ。」
ちなみに、8日付のシンガポールのニュースメディア『MustShareNews』によると、台風11号は中国で少なくとも4人が死亡し、95人が負傷しており、2014年に上陸した非常に強力な大型台風9号(ラマスーン)よりもはるかに大きな経済的打撃を与えたと報じていた。
太极拳打不过台风“摩羯” pic.twitter.com/VexEOc4ndn
— 背包健客 (@bbyk666) September 8, 2024
画像は『MustShareNews 「Shirtless uncle in China does Tai Chi outdoors against Super Typhoon Yagi, gets blown away」(Source: J on Douyin)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)