レアルから期限付き移籍中の20歳MF中井卓大、3部アモレビアタで開幕から3試合連続のフル出場
プリメーラ・ディビシオンRFEF・グループ1(スペイン3部)のアモレビエタに所属する元U-19日本代表MF中井卓大が開幕から3試合連続でフル出場した。
2003年10月24日生まれで現在20歳の中井は、2014年夏に10歳にしてレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に加入すると、その後は何度かトップチームの練習に参加し、2022年夏にはリザーブチームにあたるカスティージャに昇格した。しかし、カスティージャではなかなか出番を得ることができず、昨季はプリメーラ・ディビシオンRFEF・グループ1のラージョ・マハダオンダへ期限付き移籍。だが、移籍先でも先発出場は5試合のみにとどまり、チームも最下位での4部降格が決定した。
カスティージャとの契約最終年と報じられる今季、中井はアモレビエタへの期限付き移籍を決断。新天地では開幕戦から主力としてプレーし、3試合連続の先発フル出場を飾った。8日に行われた第3節ヒムナスティック・タラゴナ戦では左サイドから鋭いミドルシュートを放つなど存在感を示したが、チームは後半アディショナルタイムにペナルティキックを与えて失点。0-1で敗れ、開幕からの3試合で1分2敗と苦しいスタートになった。
【スコア】
アモレビアタ 0-1 タラゴナ
【得点者】
0-1 90+4分 ジョアン・オリオル(PK/タラゴナ)