ウェブカメラにもなるコンパクトなオーバーヘッドスキャナー「CZUR Fancy S Pro」レビュー
CZUR(シーザー)がMakuakeで応援購入プロジェクトを公開したオーバーヘッドスキャナー「CZUR Fancy S Pro」のレビューをお届けします。コンパクトに設置・収納できるオーバーヘッドスキャナーとしてだけでなく、ウェブカメラや手元カメラとして3-in-1で活用できる多機能スキャナーです。
コンパクトなオーバーヘッドスキャナー
専用ソフト「CZUR Fancy」をインストールしたWindows/MacOSのパソコンとUSBケーブルで接続し、ヘッドからスキャンした書類をパソコンに取り込めるオーバーヘッドスキャナー。折りたためば机の上でも場所を取らずに設置できるので、スキャンしたいときにサっとアームを展開してスキャンができます。本体重量は590g。部屋を移動する際にも軽々持ち運びができます。
最大A3サイズの書類を1秒でスキャンでき、スキャン画像はPDFやjpg形式で保存が可能。スキャン画素数は1200万画素、A4なら330DPI、A3なら240DPIと、実用に十分な解像度です。スキャン時に書類が傾いていてもAIが自動で向きを補正してくれる機能、文字をテキスト化してWordやExcel形式で保存できるOCR機能など、コンパクトながら従来のCZUR製品と同様の使い勝手を実現しています。
ウェブカメラにも使える
CZUR Fancy S Proのユニークな点が、「スキャナーなのにウェブカメラとして使える」こと。
高さ調節ができるメインのスタンドと、2段階で角度調節ができるアームにより、好きなアングルで撮影することができます。折り曲げたアームは任意の角度で固定が可能。
明るさが3段階調節できるLEDライトと露出補正により、多少暗い場所でも明るく撮影できます。
カメラの背面に操作ボタンが集約されているので、必要な操作はほとんど本体のみで完結します。ボタンではオートフォーカスの設定、露出補正、映像の180°回転、ライトの調節ができる他、盤面を90°回転させることで、横画面の撮影と縦画面の撮影を切り替えが可能。SNSのライブ配信やショート動画の撮影にも活躍します。解像度やコントラスト、フィルターなど細かい調整は専用アプリケーション「CZUR Visualizer」を利用します。
手元カメラとして活躍
スキャン時と同様、カメラを下に向けた状態では手元カメラ(書画カメラ)として利用可能。机の上に置いた物を写したり、紙の資料をめくりながら見せることができます。
カメラは被写体に10cmまで寄れるマクロレンズを搭載。近くでもパキっとフォーカスが合うので、一般的なウェブカメラより使い勝手よく物撮りができます。
ガジェット通信LIVEで使ってみました
毎週金曜20時から配信しているライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」で、ウェブカメラ兼手元カメラとしてCZUR Fancy S Proを使ってみました。
6月の話題を振り返ろう! / ガジェット通信LIVE #160(YouTube)
https://www.youtube.com/live/9hmg_KeiLyw?si=qd1zcXk9XYbXS53j
人物が撮れるのはもちろん、ガジェットを操作しながら紹介する手元カメラとしても、すぐにピントが合うスグレモノのウェブカメラとして活用できました。人物用のカメラと手元カメラを別々に用意して映像を切り替えるのはなかなか面倒ですが、CZUR Fancy S Proなら人に向けていたカメラを下に向けて、映像の180°回転で上下を入れ替えれば手元カメラに早変わり。これでさらにスキャナーとしても使えるのは、なかなか便利ですよね。
プロジェクトは9月まで公開中
記事執筆時点で、29%OFFの1万7650円(税込)で販売するコースが公開されています。プロジェクトは9月9日まで公開され、購入者には10月末までに出荷を予定しています。
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https://www.makuake.com/project/czur_fancy/
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製品提供:CZUR