【広島から世界へ!】腸活ベンチャー「野村乳業」V字回復の裏側にあった数々の挑戦とマイ・フローラ誕生秘話

広島県創業127年「野村乳業」 V字回復の舞台裏には何が?!

広島で127年続く老舗の食品メーカー野村乳業が、 かつてない飛躍の時を迎えている。「乳業」とつく会社なのに、一般的な乳製品を一切製造していない。代わりにこの会社の成長を加速させているのが 今話題の“腸活”にぴったりの「乳酸菌飲料 マイ・フローラ」だ。

コロナ禍を受けて加速する「腸活」の波、 そしてSDG‘sの流れも受けた「プラントベース」市場の浸透。 2つの世界的ビッグトレンドの大波にのる野村乳業は、 “おなかを育てる”をコンセプトに、圧倒的な実感力がある商品で熱狂的なファンを全国・世界に急速に増やしている。

100年以上続く事業から大きく転換し、「腸活ベンチャー」として新たなスタートを切るまでの舞台裏には数々の奇跡と出逢いのストーリーがあった。

野村乳業について(創業~概要)

1897年(明治30年)

広島県府中町で創業 酪農業を開始

1897年(明治30年) 広島県安芸郡府中町に野村牧場を創設し、酪農業を開始。

現代では、生活に浸透している牛乳だが、当時は病人か乳幼児だけの特別な飲物で、 高価な薬のような感覚で飲用されていた。

~1990年代:乳業最盛期

牛乳・ヨーグルトなどの商品を多数展開

1964年(昭和39年)には、「学校給食牛乳の指定工場」に設定され、地元の人に愛される、野村牛乳・ヨーグルトなどの商品を多数展開。新たな切り口で、お客様を楽しませる商品を生み出してきた。

【当時発売されたヒット商品】

1968年(昭和43年)

“ゴールドサワー”(カップタイプ飲料)が先進的商品として大ヒット!

1982年(昭和57年)

日本初の”プリンヨーグルト”が全国的に大ヒット!

1987年(昭和62年) 

年間売上13億円を達成!

1990年~2000年:乳業低迷期

価格競争により窮地に 

1990年代に入り、国内の流通網が整備されると、全国規模で展開する大手乳業メーカーのナショナルブランドが地方にも進出し、市場シェアを拡大。

地方の小規模メーカーは激しい価格競争に巻き込まれ、合併や撤退などの再編を余儀なくされた。薄利多売をつづけていては、将来的に事業が成り立たなくなるという状況下で、野村乳業は「事業をたたむか、経営方針を転換するか」大きな決断をしなければならない状況に追い込まれていく…。

当時販売していた100円台の手ごろな価格の商品展開は、利益率も低く、事業継続には厳しい状況となっていた。しかし、これまで100年以上培ってきた独自の発酵技術を、何とか残したいと新たな事業・商品づくりを模索していく。この時期には、約30名ほどいた社員の数も2人まで少なくなっていた。

2000年~2010年:事業転換期

健康価値の高い新事業を模索、「植物乳酸菌」に注目

原点である「食を通じてお客様の健康維持に役立つ」という、より重要な「商品価値」を提供する食品の開発をこの頃から模索しはじめる。

現代表取締役 野村和弘(当時取締役)は、様々な大学・研究所を訪ね歩くなかで、2003年(平成15年)より国立大学法人 広島大学と共同研究を開始する機会を得る。

これまで乳業メーカーが扱ってきた「動物乳酸菌」ではなく、生きて腸まで届く力が強い「植物乳酸菌」こそ、発酵の技術を応用することでかつてない”実感力”ある商品がうまれるのではないかと、新たな可能性を模索していった。

同年、世界的にも珍しい「植物乳酸菌100%で発酵させた固形ヨーグルト」の開発に成功。2009年には、「発酵飲料及びその製造法」として広島大学と共同で特許を取得(特許第4346559号)した。

菌を”食べる”から”飲む”へ転換 「飲む、植物乳酸菌」の誕生

植物乳酸菌をつかったヨーグルトの製造に成功したものの、店頭での販売は振るわなかった…。「植物乳酸菌」の機能性の高さを店頭でお客様に理解していただくのは容易ではなく、一般的なヨーグルトとの違いを伝えきることができなかった。

また、乳酸菌はおなかの中で活躍した後、体外へ排出されてしまうため、毎日続けて摂取することが大切である。野村(現代表取締役)は、「自分自身も毎日食べたいと思える商品であることを前提に考えると、カロリーを気にせず、野菜不足も解消できる、そのうえで美味しい、そんなずっと続けられる設計にすることが必要だと感じた。」と当時を振り返る。

毎日ストレスなく、摂り続けられる商品設計にこだわり、従来の「菌を”食べる”」ヨーグルトタイプから、「菌を“飲む”」飲料タイプへ形を変えた商品「飲む、植物乳酸菌」が、2011年に誕生した。

2013年には、大手通販会社で販売がスタート。現在に至るまで多くのリピーターに支えられ、販売が続いている。

また、2016年以降、「マイ・フローラの実感力」を自ら体感し、商品の良さを一緒に広めていきたいと、新たなメンバーも参画し始める。一時は2名だった社員数も、現在約20名まで増えた。

中でも、2019年のリブランディングは大きな転機となった。通販会社でも実績があり、「圧倒的な商品力」には自信があるのに、自社販売は伸び悩んでいた。痛感したのは、“良いもの(商品力)”だけでなく、“ブランド”を作る重要性だった。

リブランディングにより誕生した「マイ・フローラ」ブランド

マーケティング部を新設し、社内にクリエイティブディレクターも新規採用した。ブランディングをすすめるにあたり、企業ロゴ、新しい商品名、クリエイティブの世界観、社内のルールづくり、あらゆることを一新した。そうして生まれたのが「マイ・フローラ」である。

【企業ロゴと商品パッケージの変化】

マイ・フローラは、直訳すると「私のお花畑」という意味になる。おなかの中にある腸内細菌叢は顕微鏡でみるとお花畑のように見えることから腸内フローラ(花畑)と呼ばれる。毎日植物に水をあげて育てるように、おなかにマイ・フローラを注ぎ、大切に自分だけのお花畑(=腸内フローラ)を育ててほしいという意味を込めた。

2019年~2022年

リブランディング後、圧倒的実感力の口コミとブランドの世界感が人気となり一気に全国へ販売が広がった。発売当初は、1本1,000円を超えるマイ・フローラを一般スーパーの店頭で展開するのは厳しいと想定していた。

しかし、驚異のリピート率や口コミで、店舗への導入が加速。売上も前年比200~300%増と急成長を続け、ついには製造が追いつかず、受注制限をかけるほどの状態となっていく…!

2023年8月

新工場「マイ・フローラプラント」OPEN!

伸長する受注量への対応・さらなる成長に向けて、126年の歴史で初となる製造拠点の移転を決意。2023年8月に「マイ・フローラ プラント」が広島県三原市に新設された。同施設には、自社運営の腸活カフェ「マイ・フローラ カフェ」も併設し、工場見学やイベントなどお客様との交流の場としても活用している。

また、工場移転と同時に、機能性表示食品としてのリニューアルも果たした。お客様からの口コミで、いつも届いていた”便通改善の実感力”を、明確にアピールすることができるようになった。野村乳業は、今まさに「V字回復」にむけた土台(拠点と人財)が整ってきたところだ。

2024年:野村乳業の現在とこれから

今年で創業127年を迎え、創業時から変わらず「時代に合った健康のための商品」にこだわり事業を続けてきた野村乳業。世界的にもめずらしい植物乳酸菌の高濃度発酵技術を応用した事業転換が評価され、近年様々な賞の受賞も相次いでいる。

【直近の受賞歴】

●2019年 中国地域ニュービジネス大賞受賞 

●2020年 「第8回ものづくり日本大賞 中国経済産業局長賞【製品・技術開発部門】」受賞

●2021年 ザ・広島ブランド認定

広島市が認定する広島の特産品「ザ・広島ブランド」に 乳酸菌飲料「マイ・フローラ」が認定決定!PR TIMES×

●2022年 はばたく中小企業・小規模事業者300社(海外展開)選定

野村乳業、「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定PR TIMES×

「おなか悩みのない世の中をつくる」野村乳業が目指す未来

おなか悩みは「体質だから仕方ないもの」とあきらめていたり、「腸活が良いと聞いて色々と試しているけれど、実感できなくて疲れてしまった…。」そんな経験がある人は多いのではないだろうか。

一方、マイ・フローラの愛飲者からは日々感動のお手紙・愛のこもったメッセージが止まない。

「色々試したけど諦めていた…。人生で初めて、おなか悩みのない毎日を送れる!!もう、一生手放せません。」「腸は第二の脳と言われるくらい大切だからこそ、家族にも毎日飲ませています。」

この、おなかの変化への”実感力”こそが、野村乳業の商品力の裏付けであり、急成長を後押ししている最大の理由である。

野村乳業で働く社員たちはみな、メキメキと忙しくなる「成長痛」を経験しながらもいつも、目が輝いている。その根底には、自分たちのサービスが日々確実に、多くの人の健康と幸せにつながっているという誇りと達成感があるのだ。

「新しいあなたが開花する」感動の腸活体験をお客様へ

これは2023年に放送が開始された、マイ・フローラブランド初となるCM映像で伝えているメッセージだ。『マイ・フローラを飲むことで、腸内環境が整う・便通改善するだけでなく、そこから始まる、おなか悩みのない”新しいあなたの毎日や人生”がもっと輝きますように。』という想いが込められている。

マイ・フローラブランド初となるCM映像

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また、社員の声やアイデアを積極的に採用し、”おなかを育てる”ためのユニークな取り組みを多数行っている。

【イベント事例】

●広島県コラボ 広島の魅力を伝える「Hi!business week」ライトアップイベント

●小学校「うんち」の大切さを伝える出張授業

●広島エアポートホテル_コラボ 「おなか喜ぶ 腸活コラボビュッフェ」

●地元スポーツとのコラボ企画「おなかを育てるトークショー」

●オリジナル腸活ドリンクを作ろう!「発酵体験ツアー」 など

広島から世界へ、これからも続く野村乳業の挑戦

127年の歴史をもつ、腸活ベンチャー企業「野村乳業」が、植物乳酸菌発酵専門メーカーとして世界中のおなかを変える日は、もうすぐそこまで来ている。

実感力にこだわった商品を作り続ける、野村乳業のこれからの挑戦にご注目ください!

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野村乳業HP

https://www.nomura-milk.co.jp/

マイ・フローラ ブランドページ

https://www.nomura-milk.co.jp/item/

●マイ・フローラができるまで

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野村乳業インスタグラム

https://www.instagram.com/nomura_milk/?hl=ja

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2024/6/28 20:04

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