上戸彩を隠し続けた兄の「イモウト愛」とみちょぱ兄の「イモウト徹底利用」はどっちが正常なのか
若くして、国民的女優の地位を確立した上戸彩。そんな上戸には、現在も仲がいい2人の兄がいる。
もしも、自分に上戸のような女優の妹がいたらと考えた場合、兄の立場としては周囲に少しは自慢したいという気持ちが芽生えるのはおかしくない。だが、上戸の兄はそれとは真反対の性格だった。
上戸が出演した6月17日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、そんな上戸の次兄がサプライズ登場した。2人がどのくらい仲が良かったかといえば、中学時代はカップルと間違えられるほどベッタリで、当時の次兄と交際していた彼女が、妹の上戸に対して「お兄ちゃんとしゃべらないで」と、嫉妬の手紙を書いてきたことがあったほど。
ところが、びっくりなのはここからだ。
次兄は妹自慢をするどころか、社会人になって以降、妹がいることを公にすることがなかったという。最近まで、上戸の兄であることを周囲に隠し続けてきたのだ。
有名芸能人である妹(上戸)には、信用できる良い人だけではなく、悪い方面の人間が近寄って来ることがある。そこで、兄としてどうやったら妹を守れるかと考え、次兄は社会人になってから「兄と2人兄弟」と言い続けてきたというのだ。芸能記者が感嘆の声を上げる。
「上戸の最初のブレイクは、高校1年生の時に出演したドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)で、性同一性障害の生徒役を熱演したあたりです。ちょうどその頃から実家に、ファンが押し寄せてくることが増えたといいます。その際も、お兄ちゃんは友人の協力を仰いでまで、ファンに帰ってもらうようお願いしていたといいますから、妹ガードが徹底していますね」
上戸の兄は、昨年、東京から石垣島へ移住。周囲がさほど芸能ネタに食いつかなくなったことで、現在は上戸の兄であることを話すようになったという。
一方で芸能界には、上戸家の強固なバリケードとは正反対の家族がいるから面白い。前出の芸能記者が苦笑しながら言う。
「タレントの『みちょぱ』こと、池田美優には3歳年上の兄がいます。こちらは、妹が芸能人であることを仕事でもフル活用していました。池田の兄は営業系の仕事で、わざわざ『みちょぱの兄』ということを明かして、顧客に気に入られ、仕事を取っていたといいます。ただし、この事実を池田が知らなかったことが問題で、SNSで兄の顧客と思われる人の『みちょぱの兄っていう人が家に来た』という投稿を発見したことで事態に気づきました。そして、その怪しすぎる営業方法をやめるようにクギを刺したと、23年5月放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)で語っていました」
確かに、上戸家と池田家はまったくもって真逆だ。それでも、決して池田の兄を責める気にはなれないのは、やはり家族に有名人がいることへの憧れが一般人にはあるからだろう。上戸の兄の〝イモウト愛〟こそが、少々稀なことかもしれない。
(本多ヒロシ)
グレイス
6/19 15:38
隠すことはないと思うが本人の許可なく営業トークに使うのは駄目よね。私の母方の姓は、ある女優さんと同じでそこそこ珍しい。伯父の一人はさんざん娘かと訊かれるので終いには面倒で肯定していたそうだ。まあ本人談なので冗談だと思うが。