“ジャック・バウアー”の「鳥貴族愛」が凄い!日本のチェーン飯にハマるセレブたち
訪日外国人の楽しみのひとつが食事。我々が普段なにげなく利用するチェーン店でも、味のクオリティの高さに驚く観光客は少なくない。舌が肥えているはずのハリウッドスターも例外ではないようだ。
キーファー・サザーランドといえば、人気ドラマシリーズ「24」の主人公ジャック・バウアー役で有名だが、彼のお気に入りは「鳥貴族」。本人が米国のトーク番組で語ったところによれば、看板メニューの「もも貴族焼」に感動。ジャックのキメ台詞を連発するほど上機嫌となり、同行したスタッフが頼んだオススメメニューも次々と平らげたそうだ。ところが、満腹になってシメの名物「鳥釜めし」を食べられずに断念。そのため、翌日に訪れてリベンジしたというのだ。
「ロック様」の愛称で知られるプロレス出身のアクションスター、ドウェイン・ジョンソンが愛するのは「餃子の王将」。しかし、体調管理のために脂っこい料理は避けていたらしく、スタッフに連れられて入ったものの、あまり乗り気ではなかったようだ。それが、注文したレバニラ炒めを食べた途端、「なぜレバーなのに臭くないんだ!」と叫んでしまったそう。彼にとってレバーは「筋トレのお供」と語るほど馴染みある食材だったが、決して美味しいものではなかった。その認識を改めさせてくれたのが王将で、この日ばかりは節制を解いて中華を堪能したという。
この話には続きがあって、ドウェインは後日、映画「ワイルドスピード」シリーズで共演したヴィン・ディーゼルを伴って王将を訪れている。当時、米国メディアでは2人の不仲が報じられていたが、ヴィンは王将の鶏の唐揚げを「別次元だ」と絶賛。確執が解けた後に、双方がこのエピソードをインタビューなどで明かしている。
「日本のチェーン飯にハマったセレブは他にもいて、プライベートで度々来日しているキアヌ・リーブスは、都内に8店舗展開する『九州じゃんがらラーメン』の大ファンです。米ドラマ『ウォーキング・デッド』でブレイクしたノーマン・リーダスは『吉野家』の牛丼に、米ドラマ『ハンニバル』でレクター博士役を演じた実力派俳優のマッツ・ミケルソンは『なか卯』の親子丼のハマり、来日中何度も食べていたそうです」(映画ライター)
日本のチェーン飯には、ハリウッドスターすらも虜にしてしまう魅力があるようだ。