『非常口アート』に18万人が称賛 「発想があまりにも天才的」「どうやったら思い付くんだ」
人型ピクトグラムが非常口に駆け込む姿が緑の背景に描かれている、非常口マーク。
ピクトグラムはあくまで情報や指示、案内などを単純な絵や図形で表したものです。しかし時には、人間のように自我を持つ瞬間があるかもしれません…。
飛び出す『非常口アート』が話題
「やっと成功」
2024年6月14日、そんなひと言を添えてXに1枚の写真を投稿したのは、アーティストとして活躍する、松枝悠希(@matsueda_yuki)さんです。
松枝さんは同日、アトリエにて『ある作品』の制作の仕上げを行っていました。そしてやっと、長い期間を経てその日中に完成。喜びの声とともに公開した作品には、18万件を超える『いいね』が集まる事態となっています。
「発想があまりにも天才的」や「こんなアイディアどうやったら思い付くんだ」などの声が続出した理由が分かる、次の1枚をご覧ください!
非常口マークの人型ピクトグラムが、2次元の世界から飛び出そうとしている…!
透明な部分がグンと伸びている様子からは、「ここから抜け出してやる」といった強い意志が伝わってきますね!
松枝さんの作品を見た人からは、称賛コメントが相次いでいます。
・松枝さんの作品、どれも素敵すぎる。そしてどれもめちゃくちゃ欲しい。
・『非常口の人』が3次元に来ようとしてるー!こんなアイディア、どうやったら思い付くんだろう。
・松枝さんの作品、ずっと欲しいと思っていて未だに買えてない…。いつか玄関の上に飾りたいな。
・発想が本当に面白すぎる!この作品を見る度に「脱出おめでとう」といいたくなりそう。
飛び出す『非常口アート』の制作について、話を聞いた
作品の完成から2日後の同月16日、grapeは松枝さんに同作について話をうかがいました。
――制作期間はどれくらい?また作品名は?
約3か月かかりました。作品名は『This is EXIT 660 green』です。
――制作において、特にこだわったポイントは?
透明な部分の伸び方です。躍動感が感じられるように、何度も作り直しました。
――今後個展に展示する予定はある?
今後の個展では、現時点では展示する予定はありません。同じシリーズのものは過去に何度か制作し、展示もしています。ちなみに同作は、お客様からのご依頼で制作したものです。
松枝さんの細かなこだわりが光る同作『This is EXIT 660 green』は、依頼により作られたものだったのですね。
同作のシリーズのものを過去に何度か制作していることにも、驚きを隠せません。
また松枝さんは同年4月、大阪府で個展『松枝 悠希展-Be Ready to Run!-』を終えたばかり。
今後も個展の開催が予想されるので、松枝さんの作品を実際に見てみたい人は、SNSなどで情報を追ってみてはいかがですか!
[文・構成/grape編集部]