「離婚の原因はキングカズ」元日本代表MFが告発した「有無を言わさぬ電話」事件

「キングカズ」こと三浦知良によって離婚に追い込まれた、と訴えるサッカー選手が現れた。ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)で、カズの後輩としてプレーしていた山口貴之氏である。

 山口氏は前園真聖氏のYouTubeチャンネルに出演し、同じ1973年生まれの小倉隆史氏と3人でトークを展開した。同年代で仲がよかった選手は誰かとを聞かれ、同世代ではこれといっていないものの、

「チームで言ったら、カズさんの鞄持ちみたいなのを、ずっとやっていた。遠征の部屋でも、違う人なのに一緒の部屋にさせられたり」

 これに小倉氏も呼応して、

「カズさんの舎弟みたいな感じだったよね」

 カズとどれほど親密だったのか、山口氏はこんなエピソードを明らかにした。

「体の3分の1はカズさんに食べさせてもらって(作られた)。結婚していた時は奥さんがご飯作ってるけど、(カズから)電話が1本かかってきて『ヤマ、行くぞ』って言われたら、奥さんにごめんって言って、カズさんを優先しないといけない。もう、離婚の原因ですよ」

 山口氏は、元レースクイーンで「ワンギャル」として活躍した斉藤繭子と結婚したが、2009年に離婚。なんとその原因がカズであると訴えたのである。

「そういう積み重ねが原因だったんだね。でもそこはカズさんから連絡来たらいかないと…?」

 前園氏はそう尋ねると山口氏は、

「歴史が違うからね」

 カズの影響は車選びにも及び、ヴェルディ川崎の同年代の選手がポルシェに乗る中、山口氏はトヨタのセルシオを購入。小倉氏から、

「なんでそんな小社長みたいなことやってんだよ」

 とツッコまれると、

「そりゃあカズさん乗せるから。もう、運転手」

 ポルシェは後部座席が狭いため、セダンのセルシオを選んだと明かしたのである。離婚の原因にはなったとしても、カズの近くにいられたことは、山口氏にとって貴重な人生経験になったようである。

(鈴木誠)

2024/6/13 5:59

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