女性を支える「エクオール」、何歳から摂取できる? 若いうちから飲むデメリットは?【薬剤師が徹底解説】
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こんにちは、漢方薬剤師の笹森有起です。
女性のゆらぎをサポートする成分として注目されているエクオール。そのエクオールは、いったい何歳から飲めるの?
そういった疑問にお答えします。
結論から言うと、20〜30代の時期から飲んでも問題ありません。体と心のバランスの乱れがちな、40〜50代しか飲めないわけではありません。
「でも長く飲むと、体に負担がかかるんじゃない?」
決してそのようなこともありません。
というのも、エクオールは大豆イソフラボンの代謝物の1つであり、1〜2日で排出されるから。体に蓄積するものではありません。
本記事では、上記の結論をもう少し深堀りした内容を解説していきます。
エクオールは何歳から摂取できる?【30代では早い?】
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エクオールは乳幼児・小児を除いて、何歳からでも摂取できます。年齢は関係ありません。
主に、更年期である40〜50代での摂取が多いですが、20〜30代でも飲んでいけないわけではありません。
更年期が、30代後半からはじまることもあります。
したがって、「40代からじゃないと飲んではいけない」と決めつけるのはよくないでしょう。
また、中高年でエクオールを作れる人は約50%であるのに対し、20代では20%ほどに落ち込むデータもあります。*
体の不調を感じたときに飲むのが、ベストなタイミングでしょう。
*出典:日本女性医学学会雑誌,20,2,313,332-2012 更年期と加齢のヘルスケア,7,1,26-31,2008
エクオールを若いうちから飲むデメリットは?
では、エクオールを若いうちから飲み続けるデメリットはあるのでしょうか?
エクオールや元となる大豆イソフラボンは、1〜2日で体から排出されます。したがって、蓄積されるようなものでもありません。
きちんと一日の摂取目安量を守って飲んでいれば、体に害があるものではないです。
一方で、避けたほうがいいケースもあります。以下のようなケースです。
妊娠中や妊娠の可能性がある方
乳幼児
小児
これは、危険だからではなく、安全性について十分なデータがないためです。
基本的に、若いうちから飲むデメリットはありません。女性のゆらぎに悩んだら、早いうちから飲むのをおすすめします。
エクオールを作れる人と作れない人の違い
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日本人に限らず、エクオールは「作れる人」と「作れない人」に分かれます。
腸内環境によって、エクオールの量が左右されやすいことから「食生活が影響してるのでは?」と考えられています。ただし、決定的な原因がわかっているわけではありません。
大豆をよく食べる日本人では、先述したとおり、約2人に1人がエクオールを作ることができると言われています。
では、エクオールを作れる人は、エクオールをあえて摂取しなくてもいいのでしょうか?
私は、エクオールを体内で作れたとしても、足りない部分の補填として摂取することをおすすめします。
理由は腸内環境や食事、ストレスによっても体内のエクオール量は左右されるからです。
エクオールは何から作られるのか?
大豆イソフラボンに含まれるダイゼインが、腸内細菌によってエクオールに変換されます。
大事なのは、「腸内細菌の有無」ではなく、「腸内細菌が働いているかどうか」。
エクオールを作れる人と、作れない人の特徴を、以下に示します。
✓エクオールを作れる人の特徴
・大豆、納豆、野菜、きのこ、海藻、穀物、魚、緑茶などの食品を多く摂っている
・運動習慣がある
・睡眠を十分にとっている
✓エクオールを作れない人の特徴
・喫煙習慣がある
・飲酒習慣がある
・外食の機会が多い
・便秘
・排便の回数が多い
出典:第33回 日本女性医学学会における研究発表「エクオール産生能と腸内細菌叢および食習慣ならびに生活習慣関連因子についての検討」
エクオールの量が少ないと感じてる方へ【エクオール バランスビューティの紹介】
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「1つの商品で、女性の多くの悩みを軽くしたい!」というニーズに応えるべく、品質を追求してきました。
粒も小さく設計し、飲みやすいように心がけております。
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エクオールを飲めるのは、40〜50代の女性だけではありません。20〜30代でも気軽に飲めるものです。
さらに、エクオールは大豆イソフラボンの代謝物であり、1〜2日で排泄されることから、負担が大きいものでもありません。
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