【義実家トラブル】40万円の借金明細が、そこらへんに放置…。子どもの「親孝行したい」に甘え続けていた義父母に怒り心頭!
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家の購入時から、普段の食べ物(お米、野菜など)について、義実家や実家から資金援助を受けているというご家庭は少なくありません。ただ、中には逆に義実家・実家へのサポートが必要になってしまうという、困ったエピソードもあるようです。
本記事は、義実家の金銭トラブルに巻き込まれた女性のエピソード【後編】を紹介します。
▶この記事の【前編】を読む▶陽気な義実家との関係は良好なものの、外食の支払いは毎回こちら持ち…というモヤモヤを抱えていた日名子さん。ある日、義父がカードローンをしている証拠を見つけてしまいます。( https://otonasalone.jp/?p=415636&preview=true )
義父の借金明細を見て、ビックリ仰天
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すると義父の表情は、一瞬硬直したそうです。義父はやがて、「そ、それはもう返したから大丈夫」と弱弱しい声で伝えたのだとか。
はたして、本当にカードローンの借金は返したのだろうか? 不安に思い、日名子さんは「お父さんが借金を残したままだと、もしかすると息子や孫にそれが行く可能性があるんですよ……」と真偽を確かめたくて、くぎを刺しました。
すると、義父は目を丸くして「えっ、そうなのか?」と呟いたそうです。多分、何も考えておらず、その場さえしのげればいいと思っているのでしょう。義父は、どうやら借金をまだ返していないのだと、日名子さんは悟りました。
そこからは、なぜ借金をしたのかについて、義父へ尋問を繰り返したそうです。どうやら年金だけではやり繰りが大変だったため、生活費を工面するために、少しお金を借りていたそうです。そしてそのことは、夫も把握していた模様。だからこそ、食事会のお金も自ら出していたのでしょう。
そして義父や義母がどうでもいい話ばかりするのも、息子夫婦や孫にお金の面で何も支援できないからなのでしょう。だから、いつも孫の将来や学校についての話題は持ち出さないのだと、日名子さんは合点がいったそうです。
せっかく義実家で時間を一緒に過ごすなら、家族にとって大事なことを話して欲しい。そして話せないくらいなら、いっそ義実家へは行きたくない。日名子さんはその想いを、義実家へ打ち明けます。
義実家は申し訳なさそうに、「ごめんなさい」と頭を下げ続けたそうです。
それからは、義実家へ行く機会もかなり減ったそう。ただ、放置したままだと心配なので、夫に何か問題がないか確認のための連絡をしてもらうようになりました。夫の話によると、今は義父も借金をしておらず、節約しながらやり繰りしているようです。義母も、パートを奮闘して、家計をやりくりしているとか。
将来について不安を感じる日々が続く
しかし、義母はすでにいい年だし、いつまで働けるかわかりません。年金や貯蓄が十分でないため、パートの稼ぎを生活費にあてているような様子です。きっと困った時は長男である日名子さん夫婦に頼るでしょう。
その時のことを思うと、日名子さんは気が重くて仕方がないそうです。日名子さんは実家からのSOSに備えて準備を始めました。少しずつ貯金をし、いざと言う時(義実家にお金を頼られた時)を想定して備えています。
その一方で、自分の稼ぎで好きな服やバッグを購入する同世代の女性を見ると、もやもやした気持ちになるとか。一生懸命稼いだお金は、義実家のためだけではなく自分のためにも使いたいですよね……。
日名子さんは現在正社員として、事務の仕事を勤めています。その仕事も、今後デジタル化が進み、雇用が絞られるという噂もあり、「いつまで仕事を続けられるだろうか」と不安に襲われることもしばしば。今の内に稼いて貯金をして、自分の老後や義実家が困った時にサポートできるよう、準備したいと考えているようです。
またこの経験から、老後のことはきちんと考えようと、改めて思ったといいます。日名子さんの義実家のように、「将来はどうにかなる」と思っていると、のちのちお金に困ることもあります。
そうなると子ども夫婦に金銭的サポートが出来ないどころか、時には助けてもらわなければいけなくなってしまうかもしれません。子どもや孫との信頼関係にもかかわります。
豊かな老後を過ごすため、そして子どもたちに迷惑をかけないためにも。働けるうちに、きちんと老後資金を用意しておくことは大切と言えるでしょう。