グルメトリビア:焼き鳥で定番メニューの「ねぎま」、元はどんな料理?
デート中やグルメな仲間との食事の時に、ちょっとしたネタを知っておくと話が盛り上がるもの。そんなときに役に立つ「グルメトリビア」をご紹介!
今回はみんな大好きな「焼き鳥」についてのクイズです。
正解の後には、東京で人気の焼き鳥店もご紹介します!
もともとネギの間には、何が挟まっていたでしょうか?
A:①まぐろ
【解説】ねぎまの「ま」は、「間」に挟むという意味ではありません。実は、「まぐろ」の「ま」なんです。
江戸時代に生まれた「ねぎま」は、ねぎと鶏肉の焼き鳥のことではなく、元は、ねぎとまぐろを一緒に煮た「葱鮪鍋(ねぎまなべ)」のことでした。串に刺して鍋で煮ることもあれば、また簡略版として焼いて食べる「ねぎまぐろ」という形もあったようです。
当時マグロのトロは、冷蔵庫がない時代で腐りやすいため、庶民の食べ物でした。しかし、戦後には高価な食材となったため、まぐろの代わりに「鶏肉の焼き鳥」として広く親しまれるようになったのです。
◆味も雰囲気も抜群な東京の人気焼き鳥店はこの5選!
ここからは、東京で美味しい焼き鳥がいただける人気店をご紹介!
味はもちろん店内の雰囲気もシックで、ワンランク上の「焼き鳥デート」が叶う大人向けな店ばかり!
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1.ジューシーな肉汁があふれ出す!焼き鳥好きが支持する白金の名店『陽火』
あの焼き鳥の名店『鳥しき』の流れを汲む、目黒『阿部』の新機軸の一店が『陽火』だ。
紀州の備長炭でこんがりと香ばしく焼き上げられた焼き鳥は、一串ごとの食べ応えもしっかりしていて満足感大。
一口ほお張れば、柔らかく弾力のある噛み応えの中、アツアツの肉汁が口中にジュワッと滴り落ちる。一度は食べに行ってほしい!
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2.外苑前駅から徒歩4分の路地裏にひっそりと佇む南青山の人気店!『いろ鳥』
名店ひしめく南青山で、銀座『鳥よし』出身の店主が作る焼き鳥『いろ鳥』が人気を呼んでいる。
料理は「いろ鳥のおまかせ」コースのみ。丸鶏で仕入れる甲州地鶏をメインに、5~6種の鶏を部位毎に使い分ける。
中でも、“皮の魔術師”の異名を誇る大将渾身の串である、カリッと焼けた「上皮」は人気の逸品だ。
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3.焼き鳥マニアに圧倒的な人気を誇る店が、赤坂に移転『薪鳥新神戸』
炭火ではなく「薪」を使うという前代未聞のアプローチで注目された『薪鳥新神戸』。瞬く間に予約の取れない人気店となった。その店が一時閉店を経て、2023年11月、赤坂の地で待望の再始動を果たした。
薪火に最適な鶏として選ばれたのが秋田「高原比内地鶏」。名刺代わりの「もも」は、薪ならではの薫香をまとい、パリッとした皮の内側から肉汁があふれ出る。
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4.恵比寿のJ字型のカウンターでいただく、独創的な串に感動!『鳥つた』
「恵比寿で焼き鳥」といえばデートで、という人も多いはず。となれば、重要なのはお店の雰囲気や上質な空気感。その条件が叶い、串も抜群と評判なのが『鳥つた』だ。
店に入ると、まず目につくのが、コの字ならぬJの字型のカウンター。デートの距離感を詰めるのはぴったり。
ねぎを間にではなく、水郷赤鶏のムネ肉であさつきを巻いた「ねぎま」は、独創的な逸品。
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5.デートで行きたい麻布十番の艶やかな焼き鳥『麻布さとり』
店内にはワインカーブがあるほど、ワイン×焼き鳥にこだわった人気店が『麻布さとり』。
極上のワインに合わせるのは、飛来幸地鶏や天草大王などの銘柄鶏だ。「シンプルに鶏の味を楽しんでほしい」と余計な手を加えず、ワインとの調和を第一に考える。
焼き鳥から発想するのではなく、ワインを楽しむ料理として焼き鳥を選んだ点が新しく、ワイン好きな相手とデートで訪れれば、きっと最高の一夜になる。
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このグルメトリビアの記事は、隔週の月曜日に公開します。次回もお楽しみに!
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▶前回:「うにの軍艦」はどの店が考えた? ①銀座 久兵衛 ②青森の漁師料理 ③すきやばし次郎