フリマサイトにあふれ返る「星のカービィ」マクドナルドのハッピーセット「転売屋ヤーの大誤算」
全国のマクドナルドで3月1日に販売開始されたハッピーセット「星のカービィ」第2弾に購入客が殺到したことで、販売初日に完売となる異例の事態が発生した。フリマサイトなどにはハッピーセットのおまけであるカービィのぬいぐるみが数多く出品されているため転売ヤーが大量購入したとみられているが、どうやらその売れ行きは芳しくないようだ。
「マクドナルドでは2月23日からハッピーセット『星のカービィ』第1弾を販売しましたが、翌24日には完売し、早期終了となっていました。そして今月1日に第2弾が投入されると、第1弾の時よりも多くの客が店につめかけ、さらにモバイルオーダーでの争奪戦まで繰り広げられていたようで、当日中の販売終了が発表されたのです。これを受け、日本マクドナルドは公式サイトで早期終了を謝罪するとともに、3月8日から予定していた第3弾の販売の中止を発表したのです」(フードライター)
今回のハッピーセットは大人気キャラクターであるカービィとの初コラボとあって、やはりというべきか転売ヤーが店舗に行列をなしていたようで、第1弾の販売開始直後からフリマサイトにはカービィのぬいぐるみが多数出品。1万円以上という高額転売をするケースも見られた。ただ、4日の昼時点でも第1弾と第2弾のぬいぐるみが落札されず大量に残っており、ハッピーセットの値段とほぼ変わらない500円まで値下げするケースも見られる。
SNSでは《転売ヤー爆死ザマァァァwwww》と歓喜の声も上がっているが、なぜカービィのぬいぐるみは売れなかったのか。
「ハッピーセットのおもちゃはあくまでお子様メニューのおまけですから、そこまでおカネを出して欲しいというマニアが成人層に少なかったということです」(同)
前回のハローキティコラボも売り切れが相次ぎ、本当に欲しい子どもの手におもちゃが届かないことが続いている。転売対策は何とかならないものか…。
(小林洋三)