【冬のパラスポーツ注目大会】ウィンタースポーツが本格始動! スピード感あふれる迫力を体感せよ!
2026年3月開催のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックまであと約2年。冬のパラスポーツにも注目してはいかがだろうか。 氷上の格闘技・アイスホッケーは、国内クラブチームNo.1を決める大会が行われ、雪上では国内トップ選手がしのぎを削るクロスカントリースキーとアルペンスキーの大会が控える。寒い季節だからこそ観られる迫力満点の競技を楽しもう!
各大会のスケジュールはこちらでチェック!
【2024年1~2月のパラスポーツ注目大会】
1.「氷上の格闘技」を制するのは?
【アイスホッケー】長野日野自動車杯 第32回パラアイスホッケー全国クラブ選手権大会
2.年に一度、唯一の国内大会
【クロスカントリースキー】第26回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会
3.トップ選手が集う国内最高峰大会
【アルペンスキー】2024ジャパンパラアルペンスキー競技大会
「氷上の格闘技」を制するのは?
【アイスホッケー】
長野日野自動車杯 第32回パラアイスホッケー全国クラブ選手権大会
アイスホッケーの国内クラブチームNo.1決定戦! 長野サンダーバーズ(長野県岡谷市)、東海アイスアークス(愛知県名古屋市)、北海道ベアーズ(北海道苫小牧市)、東京アイスバーンズ(東京都東大和市/ロスパーダ関西からも選手が参加)の4チームでトーナメント戦を争う。冬のパラリンピック競技では唯一対戦型の団体競技であるアイスホッケー。高速ドリブル、激しいぶつかり合い、パスワークや裏をかくプレーなど、とにかく目が離せない。大会の注目は、長野サンダーバーズの連覇を止めるチームは現れるか!? また、2023年10月に行われた「2023 パラアイスホッケー世界選手権B-Pool」でMVPを獲得した伊藤樹をはじめ、優勝メンバーも多数出場する。来場者向けに景品が当たるシュート体験チャレンジブースも設置される。
注目選手:石川雄大、伊藤樹、熊谷昌治 など
開催日:2024年1月6日(土)、7日(日)
開催場所:長野市若里多目的スポーツアリーナ(通称ビッグハット)(長野県長野市)
入場料:無料
年に一度、唯一の国内大会
【クロスカントリースキー】
第26回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会
国内で開催される唯一のパラノルディックスキー大会。座位(シットスキー)、立位(身体・視覚・聴覚障がい)、立位(知的障がい)の男女別・3つのクラスで行われ、競技1日目にクラシカル(5㎞)、2日目にフリー(10㎞)のそれぞれタイムレースが実施される。海外を転戦している各カテゴリーの選手たちが、国内で一堂に会する機会は年に一度のこの大会だけ。年のはじめに、冬の旭川を楽しみつつ、銀世界を駆け抜ける選手たちのスピードとテクニックを間近で観戦してみては?
注目選手:川除大輝、森宏明、阿部友里香 など
開催日:2024年1月6日(土)、7日(日)
開催場所:富沢クロスカントリースキーコース(北海道旭川市)
入場料:無料
トップ選手が集う国内最高峰大会
【アルペンスキー】
2024ジャパンパラアルペンスキー競技大会
アルペンスキー国内最高峰の滑りが観られる季節がやってきた! 今大会は白馬八方尾根スキー場を舞台に、国内トップのアルペンスキーヤーが集まり、観客の前でパフォーマンスを披露する。実施種目は回転2戦と大回転2戦で、視覚、立位、座位、知的、聴覚のクラスに分かれて行う。近年は選手が所属する企業の応援など、ゴールエリアのにぎわいも大会を楽しめるポイントになっている。立位選手はもちろんのこと、座位カテゴリーの時速100㎞を超える速さで滑り降りるスピード感、そして0.01秒の差を競うハラハラする展開など、アルペンスキーならではの魅力を味わえる。
注目選手:森井大輝、鈴木猛史、本堂杏実 など
開催日:2024年2月29日(木)~3月3日(日)
開催場所:白馬八方尾根スキー場(長野県北安曇郡)
入場料:無料
2024年2月23日(金)~24日(土)には、パラスノーボーダーと一般のスノーボーダーがそれぞれのクラスに分かれてスノーボードを楽しむ「第10回全国障がい者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ」、5月には、車いすカーリングの日本一決定戦「第20回日本車いすカーリング選手権大会」も予定されている。引き続き冬季競技をチェックしよう!
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※各大会の出場選手は未定です。ここでは現時点で出場が見込まれる選手を注目選手としてピックアップしています。
text by TEAM A
photo by X-1