大阪なんばの新スポット!SFバー「オートマタ」でビール泡アートを体験
2023年7月、大阪・なんばに開業した日本初上陸のホテル「センタラグランドホテル大阪」。そのなかに、大人のためのユニークなスポットが誕生したと聞き潜入した。
地上32階の「SFバー」でビール飲み放題
「センタラグランドホテル大阪」は、515室を誇る客室に、8つの個性豊かなレストラン・バーを併設した大型のホテル。なかでも、地上32階に位置する「AUTOMATA(オートマタ)」はシルバーの壁や鮮やかなネオンに囲まれ、まるでSF映画の世界にやってきたようだ。
日中はもちろん、煌びやかな大阪の夜景が眺められるナイトタイムも自慢のバーだが、美しい景色をただ眺めながらしっぽりと飲む場所ではない。フルサービスのホテルでありながら「飲み放題」かつ「セルフサービス」のシステムを採用している、珍しいホテル・バーなのだ。
お酒のラインアップは、黒生ビール、兵庫県姫路市発「Egret Brewery(イーグレブルワリー)」のクラフト生ビール2種、ハイボール、レモンサワー、スパークリングワイン、赤・白ワイン、ジンジャーエール、オレンジジュース。カシスやアップル、ピーチなどのフルーツシロップも揃っているので、好みに合わせてオリジナルのカクテルを作ることもできる。
ビールの泡に好きな写真をプリント?!
ピックアップしたグラスを、洗浄、冷却し、好きなドリンクを注ぐ。目玉は、ビールの泡に好きな柄をプリントできる「泡アート」の機械だ。季節にぴったりのイラストや、ホテルオリジナルのロゴに加えて、大阪らしく「阪神タイガース」の柄まで登録されていて、ファンにはたまらないだろう。
さらに、アプリから好きな画像をアップロードすることで、簡単にオリジナルの写真やイラストも描いてくれる。自分自身や友人の顔、推しのキャラクター、応援しているアイドルやスポーツチーム、サプライズメッセージなど、なんでもプリントできるので、さまざまな使い方で楽しめそうだ。
スタッフおすすめ「カクテルレシピ」
「ザクロシロップ、ピーチシロップ、ジンジャーエールをミックスして、ビールの泡だけ上に注いでみてください。強いお酒が苦手な方でも飲みやすく、泡アートも楽しめますよ」と、ルーフトップレストラン・ディレクターのネイウィンキュー氏からカクテルレシピ情報を手に入れた。シロップを組み合わせることで、ビールが苦手な人もメニューの幅がぐんと広がりそうだ。
忘年会シーズンの二次会にも
同ホテル上層階のテーマは「フューチャーレトロ」。32階でエレベーターを降りた瞬間、壁一面に0と1の数字が並ぶデジタルの空間に迎えられる。その先には、昭和レトロをイメージしたレストランと、近未来的なムードが漂う「オートマタ」が隣り合っている。
広報のレイノルズあい氏は、「過去と未来が交錯する空間で、現実から離れて非日常の時間を楽しんでほしいです。普段あまりホテルへいらっしゃらない方でも、セルフサービスなので気兼ねなく楽しんでいただける場だと思います」と笑顔で話す。
ホテルのバーには敷居が高いイメージを持つ人も多いが、そんなゲストも気負わず使えるのが「オートマタ」の特徴だろう。自由に店内を動きまわりカジュアルに楽しめる場でありながら、ホテル内なので安心感もあり、施設もきれいだ。
親しい友人との集いやデートはもちろん、飲み放題の定額制であるため会食後の二次会でも使い勝手が良く、泡アートで盛り上がること間違いなし。プロジェクターもあるので、貸し切ってパーティーやスポーツ観戦などのイベントにも使えそうだ。
なんばの中心地という恵まれたロケーションに、また新たな遊び心のあるスポットが誕生した。