ウルブス、ウーゴ・ブエノと2028年夏までの新契約を締結「これはクラブからのプレゼント」
ウルヴァーハンプトン(ウルブス)は20日、同クラブに所属しているU-21スペイン代表DFウーゴ・ブエノとの新契約締結を発表した。新たな契約期間は2028年6月30日までと伝えられている。
ブエノは2002年9月18日生まれの現在21歳。スペイン北西部ガリシア州の都市ビーゴ出身ながら、2019年夏にウルブスのアカデミーに加入すると、以降はイングランドで成長を続けた。加入後数シーズンはU-21チームが主戦場となったが、昨シーズンのプレミアリーグ第11節ノッティンガム・フォレスト戦でトップチームデビューを飾ると、以降はトップチームに定着。左サイドバックのポジションを勝ち獲り、トップチームでは公式戦通算23試合のピッチに立った。今季はここまでプレミアリーグ5試合、カラバオ・カップ2試合に出場しているものの、負傷のため9月半ばから戦線を離脱。それでも、今月11日に行われたトッテナム戦でメンバーに復帰しており、インターナショナルマッチウィーク明けからはメンバー争いに絡むことも期待されている。
新契約締結に際し、ブエノはウルブスのクラブ公式HPを通してコメントを発表。自身が育ったクラブとの契約延長を喜ぶと同時に、トップチームデビュー以降の日々を振り返りながら今後を見据えた。
「新契約にサインすることができて非常に嬉しい。これは僕の仕事に対するクラブからのちょっとしたプレゼントだ。クラブが僕を信頼してくれたこと、プレミアリーグでプロとしてプレーするチャンスを与えてくれたことを本当に喜ばしく思っている。ただただ信頼を示してくれたクラブにお礼を伝えたいし、自分のハードワークを基盤として良いパフォーマンスを発揮し、チームに貢献できればと願っているよ。新たに5年間の契約を結び、僕は以前にも増してこのクラブを自分の家のように感じられている」
「僕の本音を包み隠さずに言うと、トップチームデビューを飾ってからここで過ごした直近1年間は本当に素晴らしいものだった。そんな最高の1年間の中で、僕は1分1秒を楽しむことができたし、これから先を見据えてさらに上に行きたいと感じさせてくれた。昨シーズンは、クラブが僕に与えてくれたすべての自信と、僕自身が積み重ねたすべてのハードワークが報われたような日々だった。だけど、今は今シーズンに集中して、日々パフォーマンスが良くなるように、そして成長し続けられるように頑張りたい」