【神戸新聞杯】末脚自慢のナイトインロンドン 阪神替わりはプラスだ

 阪神11Rの神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)はナイトインロンドン(牡3、美浦・大竹正博厩舎)を狙う。

 ここ3年は中京芝2200mが舞台だった神戸新聞杯。今年は4年ぶりに阪神芝2400mでの開催となるが、コースに関係なく末脚が問われるレースだ。過去10年の上がり3F別の成績を見ると、1位の馬が[2-6-3-0]、2位の馬が[7-2-1-0]で、いずれも複勝率100%の好成績。逆に4位以下の馬は[0-0-3-106]とサッパリ。言うまでもなく、長い直線を味方に最後まで脚を使える馬が狙い目となる。

 そこでナイトインロンドンに注目したい。デビュー戦は芝2000mで12着に大敗したが、その後は2400m以上を使われて2着、1着、1着、1着。何よりこの4戦の上がり3Fは全てメンバー中最速だから凄い。前走の阿寒湖特別も勝負所で手応えが怪しくなりながら、直線に向くとエンジンがかかって悠々の差し切り。このレースぶりを見る限り、直線の長い阪神に替わるのは大きなプラスとなる。

 初の一線級相手となるが、コンスタントに使われている分、仕上がり面でのアドバンテージはあるはず。菊花賞の主役候補に浮上するような走りを期待したい。

2023/9/23 19:45

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