羽生結弦の新妻・末延麻裕子さんの「マイケル・ジャクソン高速演奏」と「報ステ出演悲話」
フィギュアスケート男子で五輪2連覇に輝いた羽生結弦が入籍を発表したのは、2023年8月4日。結婚相手に関する情報は一切なかったが、山口県周南地区の地方紙「日刊新周南」が9月19日、バイオリニストの末延麻裕子さんであることを報じた。末延さんは山口県出身で、羽生より8歳年上。現在は音楽活動を停止し、SNSのアカウントやHPも削除。表舞台から姿を消している。
これまでの報道によると、末延さんは大学卒業後、プロのバイオリニストとして活動開始。X JAPANのYOSHIKI、相川七瀬といったアーティストとのコラボ経験が多数あり、矢沢永吉の全国ツアーにバックバンドの一員として参加したこともある。矢沢が初めて末延さんの演奏を聴いたとき、「君は今までどこに隠れていたんだ!?」と言った逸話があることからも、無名ではあったが、バイオリンの腕は一流であることがわかる。
末延さんは目鼻立ちのクッキリした顔立ちで、長い黒髪を振り乱し、妖艶かつエネルギッシュに演奏する姿がファンをトリコにしている。17年11月に放送された音楽配信番組では、マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」を高速でソロ演奏。視聴者からは「バイオリンのことはわからないけど、(演奏が)すごいことはわかる」などのコメントが寄せられた。
バイオリンの演奏技術は折り紙つきの末延さんだが、気の毒とも思える出来事があった。
「15年4月に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)での出来事でした。その日、新企画の1つとしてバイオリンの生演奏を放送。演奏を担当したのが末延さんでした。末延さんは約6分間にわたり、数曲を演奏。末延さんが無名であり、演奏時間も長かったことから、視聴者からは『これが新企画なの?』『大物なの?』といった疑問の声や、演奏についても音楽に明るくない人から『下手くそでは?』と批判的な意見も上がりました。実は、末延さんの叔父はテレ朝の情報番組『大下容子ワイド!スクランブル』などでコメンテーターとして出演している末延吉正氏。その吉正氏は元テレ朝の政治記者で、安倍晋三元首相と非常に親しかったことでも知られています。真偽のほどはわかりませんが、一部では末延さんの『報ステ』出演は、吉正氏が関係しているのではと噂されていました」(週刊誌記者)
末延さんのバイオリン演奏は一流であるのは間違いなく、「報ステ」での不評は本当にかわいそうな話だ。
(石田英明)