ミトロヴィッチ、自身のサウジ移籍に言及「アル・ヒラルはレアル・マドリードのようなもの」
今夏にフルアムからアル・ヒラルへ移籍したセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが、自身の移籍を振り返った。イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。
現在29歳のミトロヴィッチは2018年からフルアムでプレーし、これまで2度のプレミアリーグ復帰に貢献。昨季はリーグ戦24試合の出場で14ゴールを記録し、チームの“絶対的エース”として、10位でシーズンを終えた同クラブを牽引した。
そんなミトロヴィッチは今夏、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)に所属しているアル・ヒラルからオファーが届くと、移籍を熱望。しかし、フルアムはアル・ヒラルの2度にわたるオファーを拒否し、この対応に不満を募らせたミトロヴィッチはフルアムに対して激怒。クラブとの関係が悪化した中でアル・ヒラルへ移籍したことが報じられていた。
そんななか、ミトロヴィッチはイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、今夏の自身の移籍について尋ねられると、「アル・ヒラルからオファーを受けたとき、家族と話し合ったが、諦めるのは不可能だった。イングランドに郷愁はない、僕はそこで何年もプレーしたからね。今はトップクラブにたどり着けてとても嬉しいし、アル・ヒラルはヨーロッパのレアル・マドリードのようなものだ」とコメント。移籍に後悔が無いことを強調した。
なお、ミトロヴィッチは新天地であるサウジアラビアで好調なスタートを切っており、開幕4試合で5ゴール1アシストを記録。また、所属先のアル・ヒラルは6試合を終えて5勝1分けでリーグ首位に立っている。