日本に帰れなくなった! 学生3人が困っていると、中国人がカウンターに向かって?
旅行でトラブルが起こりやすいのは、往復の公共交通機関。
電車や新幹線、船、飛行機は、天候や災害などの影響から、遅れや運休が発生することがあります。
場合によっては、予定通りの日程で帰れないことも覚悟しなければなりません。
『中国で出会った5人の優しいおじさん』
イゴカオリ(kaori.k_15)さんは、学生時代にゼミの友達2人と、海外旅行をしたことがあるそうです。
旅行先は、中華人民共和国マカオ特別行政区(通称:マカオ)。
帰りはマカオから、中国の北京市で乗り継ぎ、日本にたどり着く予定でした。
しかし、不運から予定通りの乗り継ぎができなくなって…。
マカオから北京へ行く便の遅延により、乗り継ぎができなかったイゴさんたち。
空港が手配したホテルに向かうことになったものの、異国の地で迷子状態になってしまいます!
すると、近くにいたタクシー運転手と、その人の友達である日本語が堪能な中国人が助けてくれたのでした。
仕事中にも関わらず時間を割いてくれた男性たちの優しさに感謝しながら、中国での1日目が終わります。
シャトルバス内で、イゴさんたちは日本人と中国人のグループに出会い、無事空港のロビーにたどり着きます。
さらに、中国人の男性がカウンターで交渉をして、日本行きのチケット3人ぶんを取ってくれたのでした!
運命的な出会いがないままキャンセル待ちをしていたら、帰国までどれほどの日数を要したことでしょう。
「『このご恩は一生忘れません』って、このことやわ…」
イゴさんは、そう思うとともに「『いただいたご恩を、次は私も誰かに返さなきゃ』と思わされた」と振り返っています。
異国の地で助けられた経験は、人生を照らす明かりとなり、イゴさんの歩む道しるべともなっている様子。
感謝の想いが、いつか優しい男性たちまで届くことを多くの人が願っています!
[文・構成/grape編集部]
出典 kaori.k_15