内閣府が注意喚起 海外旅行で日本に持ち込みNGなお土産とは?
夏休みなどのまとまった休みが取れるタイミングで、海外に旅行をする人は多いでしょう。
せっかく異国の地に足を踏み入れるなら、日本では買えないものをお土産にしたいですね。
しかし、誰しもが簡単に買えるものの中には、海外から日本に持ち込みが禁止されているものもあります。
内閣府政府広報室(以下、内閣府)はInstagramアカウントで、海外旅行に行く人に向けて、お土産を買う際に気を付けることを紹介していました。
海外旅行のお土産に肉・肉製品はNGです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
内閣府によると、お土産として海外から肉や肉製品を持ち込むことは、厳しく禁止されているそうです。
2023年7月現在、世界で豚やイノシシに感染する伝染病が広く発生しているとのこと。
そうした伝染病は肉や肉製品を介して感染するため、海外から日本にウイルスが侵入するのを防ぐ目的で禁止されていると伝えています。
また、内閣府は次の点にも気を付けるように呼び掛けています。
持込み禁止品目
・原材料欄に肉の表示がある製品
こんな場合でも注意
・肉が少量しか使われていない
・空港の免税店で販売していた
・真空パックで販売していた
gov_online ーより引用
ジャーキーやベーコンといった加工品でも持ち込みができないそうです。
ただし、各国が発行する『検査証明書』がパッケージに表記されているものに関しては、持ち込みが可能とのこと。
もし、豚やイノシシに感染するウイルスが日本に侵入した場合、豚肉の供給量が不足し価格高騰が起こる可能性もあるので、気を付けなくてはいけません。
わざわざ買ったお土産が無駄になってしまっては、楽しい思い出も台無しです。
海外に行く前に今一度、内閣府の呼びかけをチェックしてみてはいかがでしょうか…!
[文・構成/grape編集部]
出典 gov_online