24時間稼働している防犯カメラや監視カメラには衝撃の瞬間や奇妙なものが映り込むことも少なくない。先日、カナダのパウエルリバーに住むコリニア・スタンホープさんは自宅の敷地内で亡くなっている鹿を発見した。こういった死体にはどんな野生動物が集まってくるのか、気になったスタンホープさんは野生動物の動きを記録するトレイルカメラを設置してみることにした。後日、彼女が祖父と一緒に録画を確認してみると、なんとそこにはほぼ裸の女性が二人、鹿の死骸に食らいついている様子が映し出されていたのだ。

　英紙「Mirror」によると、動画のキャプチャには半裸の2人の女性が黒髪を振り乱しながら、鹿の死体の上にしゃがんでいる様子が捉えられていたという。2人はともに鹿の足の1つを拾い上げ、噛み付いていたようだった。

「写真ではわからないかもしれませんが、蹄が女性の口元まで来ていました。キスしたのか、匂いを嗅いだのか、はたまた食べたのかわかりませんが、腐敗した死骸を触るなんて気分が悪くなります。バクテリアが大量に付着していたに違いありません。たぶん、彼女らは敬意を表していたのでしょうが……」とスタンホープさんは語る。

　なお、このカメラは自宅から徒歩2分のところに設置されており、記録された時間から「日没から10分後」に謎の女性達がやってきたことがわかるという。そのため、自宅の近くに不気味な人々がやって来ていたことが判明して恐怖を感じていると語る。警察に通報することも考えたそうだが、祖父に女性達が厳密には違法なことをしていないと指摘され、しばらく様子を見ることにしたとのこと。願わくはこのまま大きな事件に発展することもなく、平穏に過ぎてほしいものである。

参考：「Daily Star」「Mirror」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】