金子恵美、なくなったら困るのは「意外にも」夫・宮崎謙介 7歳息子の夢は「総理大臣になりたい」

先月31日に著書『もしも日本から政治家がいなくなったら』を発売した金子恵美。同書は投票率が低迷し、政治不信が続くニッポンで「政治家って必要?」を改めて考え、分かりやすく記した一冊で、初めて実施された「金子恵美塾」は同書の発売を記念して購入者に向けて開催されたものだ。

授業を終えてマスコミの前に現れた金子は、著書のタイトルにちなんで「なくなったら困るもの」を聞かれると「(夫の)宮崎謙介。意外にも…ですね」とかつて不倫騒動を起こした夫の名を挙げた金子。「我が家においては仕事も家庭も両立していく上で、お互いそれぞれ時間も業務も分担できているから、私はこう活動できている。子育てもそうですし、仕事の中でも彼も政治家経験者。本の中でも宮崎を『雑草議員』と表現しましたけど、もともと経営者から政治家になったというのは、私は経験していないので、経営者から政治家になった宮崎の意見、地方議員から国会議員になった私の意見。幅を広げる意味でもいてくれてよかったなと思います」と仕事でもプライベートでも欠かせない存在だと明かした。そして「私はまったく洋服に対してこだわりがなくて何も自分で選べないんですけど、メディアに出るときの衣装は全部宮崎がコーディネートしています。私のスタイリストがいなくなるのは困る」と続けた。

また7歳の息子は「4歳のときから総理大臣になりたいと思っている」そうで、学校の発表会で「安倍さんより菅さんより岸田さんより大隈重信より、パパママより偉い総理大臣になりたい」と夢を語ったそうだ。「パパママは総理大臣になっていないので、そこの間違いはありますけど」と指摘して笑わせてから、「親が言わせているんじゃないかと言われることもあるけど、私も夫も言わせてないんです。堂々と『政治家になりたい』『総理になりたい』と言ってもいいのに、小学校低学年でそういう発言も特種に見られてしまう」と疑問を呈する。「(息子は)ロシア・ウクライナ問題でも平和にとても関心が高くて(ロシアがミサイルを放ったことを正当化した際に)『ロシアは許せない』『プーチンだけは許せない』と言っていた」とのこと。そういうときに大人が「やめなさい」と制止したり過敏に意識してしまうよりは「子供のときからニュースや大人の会話の中で、政治・行政が話題になったときに自分だったらどうするかな、どう思うか考えるのはとてもいいこと」と金子は見解を示した。

そんな息子について「自然災害にも警戒心が強い7歳。闇バイトについて調べていてびっくりした」という金子は「世界から日本がどう見えているかという視点を子供に持ってほしいと常々思っていて、できるだけ海外経験を積ませようと。そのときに自分もついていこうと考えている」と将来、親子で海外生活をするのを楽しみにしているようだ。

またイベント前日に元参議院議員のガーシー、本名・東谷義和容疑者(51)が暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)の容疑などで逮捕されたが、その話題になると金子は政治家になる前の彼のYouTubeでの活動はあまり関心がなく、漠然としか知らなかったと話した。「当選したときの勢いはあれだけの得票があったのは重たいこと。議員になる前の活動と、なった後の活動が何も変わっていなかったように受け止めているので、期待を込めた人たちには何も応えていないと思います。海外にいるなら、独自の外交をすれば見方も違ったはず。結局、何がしたかったのだろう」と首をかしげた。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2023/6/6 12:10

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