「東京ドーム天井突き破り弾」がついにアニメになった!大谷翔平「スーパープレー」舞台裏
アニメになった大谷翔平(28)の“東京ドーム天井突き破り弾”が、話題沸騰中だ。エンゼルス戦を中継する地元局『Bally SportsWest』が1分ほどの短編アニメを制作し、公式ツイッターで先頃、公開したのだ。
「エピソード1と題された今作は渡米前年、2016年秋の侍ジャパン強化試合での活躍が描かれています。冒頭の“突き破り弾”は、同年11月13日のオランダ戦。代打登場した彼が見せた豪快な天井直撃弾(記録は二塁打)を、アニメ的に誇張したものでしょう」(スポーツジャーナリスト)
その名も『ザ・スペクタキュラー・ショウヘイ』。同作の続編公開も待ち遠しいところだが、当の“リアル大谷”も、今季は文字通りスペクタキュラー(華々しい)な活躍ぶり。
自身3度目となる月間MVPこそ逃がしたものの、4月だけで無傷の4勝を挙げて、打率.294で7本塁打と自己最高の滑り出しを見せている。
大リーグ評論家の福島良一氏も、こう解説する。
「今季の投手大谷は被打率の低さ&奪三振数で目下、リーグトップ。とりわけ変化量の大きなスライダー“スイーパー”の効果は絶大で、5月27日のマーリンズ戦でも圧巻の投球。彼の降板後に5試合連続弾を放った主砲のソレアも、2打席連続三振に斬っています」
先発投手として活躍しながら、打者としてサイクル安打に2度“王手”をかけている。
相手チームの徹底マークで三振数こそ増加傾向ながら、アニメの天井弾さながらに、本塁打は早くも2ケタ到達。34本を記録した昨季を上回るハイペースで量産中だ。
「中でも先発した5月15日のオリオールズ戦で放った9号3ランは、投手史上では2位につける飛距離456フィート(約139メートル)の特大弾。1位のグレイ(現レンジャーズ)の467フィートは、ロッキーズ時代に球が飛ぶ高地のデンバーで出した記録ですから、実質的な1位は大谷と言えるかもしれません」(前同)
ちなみに今季の大谷は、走塁意識もすこぶる高い。6月5日発売の『週刊大衆』6月19日号では野球に関するニュースを多く掲載している。