【実食レポ】ファミマの凍ったまま食べる新感覚冷凍スイーツ「パイコロネ」&「白桃のタルト」を食べてみた

●“凍ったまま”でいただく『ファミリーマート』の新スタイルのスイーツを調査。早速食べてみた

 お馴染みのコンビニエンスストア『ファミリーマート』にて、5月23日に発売がスタートした新作スイーツ「凍ったまま食べるパイコロネ/白桃のタルト」が、三度の飯よりも甘いものが大好きというスイーツ好きを中心に大好評を博しています。

 その名の通り“凍ったまま”でいただくという新しいスタイルで、既存のスイーツメニューとは一線を画し、またアイスクリームや氷菓子にも属さないヒンヤリ冷たい美味しさを楽しめるのが特徴です。これはもう、実際に食べてみてレビューするしかないでしょう! ということで、さっそく最寄りのファミマで現物を入手。気になる味わいをリポートさせていただきます。

「パイコロネ」

 まずは「パイコロネ」。長さは10cm弱で直径は3cmほどと小ぶりなサイズです。パイ生地の表面がキャラメリゼされていて、ほのかに砂糖の甘い香りとパイ生地の乾いた風味が感じられます。

 中に充填されているのは、公式によるとオレンジピールをブレンドしたマスカルポーネホイップ。さて、どんなテイストになっているのか…。パイ生地は表面側がさくさくで、内側は気持ちしっとりとしています。マスカルポーネホイップは冷たく固まっていて、噛むと簡単に崩れ溶けていく感じ。エアリーな口どけの後に濃密ながらクドくない甘味、オレンジピールのすっきりとした柑橘風味がほんのりと広がっていきます。

 風味豊かなパイ生地とマスカルポーネホイップが、口の中で一体になる瞬間が実にエクスタシー。パンのコロネにはない、上品な美味しさを感じました。

「白桃のタルト」

 続いては「白桃のタルト」。円形ではなくスティックタイプのタルトで、北海道産のクリームチーズを使用したムースに、シロップ漬けの白桃をトッピングした一品です。

 口へ運んで噛んだと同時に、シャリっとした白桃との食感とフルーティーな甘さ、タルト生地のしっとりクッキーライクな甘さ、その後からコクのあるムースの味わいが広がって全体をまとめます。白桃は、果肉が途切れることなく口に入り、タルト生地は薄厚でも食感とテイストにしっかりとアクセントをプラス。構成的に一番量が多いムースは、食感とほんのりチーズの風味を残した直後にすっと消失。まるで白桃を際立たせるためだけに存在しているかのようで、濃密さや重さを全く感じさせません。

「パイコロネ」とほとんど同じサイズということもあって、こちらもテイストを確認している間にペロッと完食。ああ、白桃の余韻が美味しい…。

まとめ

 どちらもコンビニスイーツの領域をぽーんと軽く飛び越えてくるクオリティの高さを感じられる味わい。「パイコロネ」は、パイ生地とマスカルポーネホイップが口の中でひとつになった瞬間の上品な美味しさ、「白桃のタルト」は白桃の絶妙な酸味と甘み、果肉の食感までしっかりと楽しめるなど「美味しい!」の一言です。これはやはり、“凍ったまま食べる”仕様だからこそ出せる味わいなんでしょうね。いやほんと、お見事です。

 午後のティータイムはもちろん、食後やお風呂上りのデザートにもピッタリの、ヒンヤリ冷たい美味しさが光る「凍ったまま食べるパイコロネ&白桃のタルト」。こちらは通常のスイーツコーナーではなく冷凍庫の中に並んでいますので、『ファミリーマート』に寄られた際はぜひチェック&ゲットして、極上のテイストをじっくり存分に味わってみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

凍ったまま食べるパイコロネ&凍ったまま食べる白桃のタルト

販売:一部店舗を除く全国の『ファミリーマート』

https://www.family.co.jp/

2023/6/2 10:50

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