すっぴんで大学に通っていた私が「化粧」をしたキッカケは…!?【うちの家族、個性の塊です Vol.81】
朝の日課といえば、朝ごはん、歯磨き、顔を洗う…そして私にとってかかせないのが化粧。
化粧をしないと外には出られません。
■同じ班の男子にすっぴんを指摘された
そんな私ですが、大学へ入学したころは、いっさい化粧をしていませんでした。
化粧をするという発想すらなく、同じ学科で仲良くなった子もすっぴんだったので、余計気にせず、毎日、すっぴんで大学に通っていました。
大学生活が始まって1カ月ほどたったある日…。
グループ課題があり、数名の男子と一緒の班になりました。
普通に課題に取り組んでいると…じっと私を見るひとりの男子(Aくん)。
視線が気になり、私が「なに?」と聞くと、
と突然言いました。
一瞬、「なんだこいつ!」と思いましたが、反論する余裕もなく、Aくんはその場を去って行きました。
■化粧をして大学に行くと…!?
言われた直後は、Aくんの発言にイライラしましたが、帰宅後、Aくんの言葉について真剣に考えました。
「やっぱり化粧ってしてた方がいいのかな…」
だんだんとそう思うようになり、化粧の知識がまったくなかった私は、まずメイク法が載った雑誌を購入。
わからないながらも化粧品を購入し、家で何度も化粧を練習しました。
初めて大学に化粧をしていくと、Aくんが私に気がつき、近づいてきて…。
「化粧してるじゃん! えらい!」と言いました。
ここで少女漫画なら「ドキっ!」みたいなシチュエーションですが、まあ、そこは現実。
本当に、それだけ(笑)。
Aくんとは、大学4年間で何度か話すことはありましたが、特別仲が良くなるわけでもなく、そのまま卒業しました。
最初は、Aくんの発言にイラッとしましたが、あんなふうに言われなければ、おそらく、化粧をすることはなかったでしょう。
今となっては、化粧を始めるキッカケになったAくんに感謝しています。