フランクフルトのマルクス・クレシェSD（スポーツ・ディレクター）が、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニの去就に言及した。4日、ドイツメディア『スカイ』がコメントを伝えた。

　現在24歳のコロ・ムアニは、昨年夏にナントからフリー移籍し、フランクフルトと2027年夏までの契約を締結。開幕から好パフォーマンスを披露すると、昨年9月にフランス代表デビューを果たし、FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも追加で選出された。

　4日に行われたブンデスリーガ第19節ヘルタ・ベルリン戦では2ゴールを挙げ、3－0の勝利に貢献。今季リーグ戦ではここまで18試合に出場し、9ゴール10アシストを記録している。

　そんなコロ・ムアニには多くのビッグクラブが注目しており、マンチェスター・Uやバイエルンからの関心が噂されている。『スカイ』は、フランクフルトが今年夏の移籍市場でコロ・ムアニへの獲得オファーに「必ず耳を傾ける」ことを予想している。

　しかしながら、クレシェSDはヘルタ戦後、「我々は重要な選手を売りたくないとハッキリ言っている。そうする理由はない。そのことに変わりはない」とコロ・ムアニの売却を否定。1億ユーロ（約142億円）を超えるオファーがあっても？と記者に質問されても、「そう、その通りだ」と答えた。