島田紳助、上岡龍太郎、みのもんた…あの名司会者たちは今

 1月6日、元ボクシング3階級王者の亀田興毅氏がファウンダーを務め、2つの世界戦が行われた「3150FIGHT vol.4」。リングサイドには中継した「ABEMA TV」代表取締役を兼任するサイバーエージェント社の藤田晋社長と11年に芸能界を引退した島田紳助氏(66)が一緒に観戦していたことをスポーツ紙など各メディアが一斉に報じた。

 緑寿を迎えた人物とは思えない若々しい姿に注目が集まったが、島田氏は現在、自宅のある大阪や沖縄などで悠々自適の生活を送る身。東京・大阪で7店舗展開する飲食店グループの事実上のオーナーで、他にも不動産投資などで数十億円の資産を築いたとも言われ、老後への経済的な不安はまったくない。

 そんな紳助氏同様、若くして芸能界を去ったのは、90〜94年に伝説の深夜番組「EXテレビ」(日本テレビ系)で共演した上岡龍太郎氏(80)。00年に58歳という若さで引退した後は、16年に亡くなった弟子の葬儀で取材に応じることはあったが今日に至るまで表舞台には一切出ていない。

「芸人時代に散財しなかった上岡さんも余生を過ごせるだけの十分な資産がある。ゴルフや旅行などを楽しむ一方、かつての芸人仲間との交流も続けています。あの毒舌は今も健在のようです」(スポーツ紙芸能デスク)

 また、〝一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者〟としてギネス認定されたこともあるみのもんた(78)は、引退こそしていないがレギュラー番組がゼロになって間もなく2年。年齢的にテレビに返り咲くのは難しそうだが、水道メーター製造大手「ニッコク」の代表取締役会長として精力的な日々を送っている。

 そして、21年3月まで放送されていた「とくダネ!」(フジテレビ系)の司会者として長年朝の顔だった小倉智昭(75)は現在がん闘病中。経営していた専門商社は閉鎖したが、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を使った広告・PR事業を扱う企業の社外取締役に就任している。

「番組司会者は知名度・実績ともに一流の人物が務めるケースがほとんどで、ギャラもそこら辺のタレントよりも多い。もともと芸人や局アナとして当時から稼いでいた方たちですし、引退しても遊んで暮らせるくらい蓄えのある人が多いんです」(前出・芸能デスク)

 テレビから消えた今も芸能界の勝ち組だったようだ。

2023/1/15 10:00

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