こんな食べ方知らなかった!絶品海の幸を食卓に。東京ビッグサイトにて「UMIUMA 三陸・常磐の海うまいもんマルシェ」開催中
東日本大震災の被災地における、水産加工業の復興を支援することを目的とした共同事業体「復興水産加工業販路回復促進センター」では、2022年9月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催される『GOOD LIFE フェア2022』にて「UMIUMA 三陸・常磐の海うまいもんマルシェ」(以下、うまいもんマルシェ)を出展中です。
消費者向けのSDGs関連イベントとして国内最大級のフェスティバルである『GOOD LIFE フェア2022』は、“明日(ミライ)のために今日(イマ)からグッドライフ”をコンセプトに、持続可能なライフスタイルにつながるさまざまな商品やサービスを紹介するもの。
今回、グッドフード&クラフトエリアに出展している「うまいもんマルシェ」では、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」を背景に、海の資源の素晴らしさを知ってもらいたいと三陸・常磐地方の7社が参加。こだわりぬいた特産品や逸品など、普段、近隣のスーパーなどで出会うことができない、珍しい加工品や商品を取り揃えています。
なかでも魚介や干物の美味しい香りが漂う試食コーナーは大盛況。午後になると来場者や出展関係者らが品物を買い求めて長い列をつくり、早々に完売してしまう商品も。スタッフの説明を聞きながら、めずらしい特産品などを手に取る人々の姿が見られました。
また、会場ではタレントで東京海洋大学客員教授のさかなクンによる、一緒に“海の豊かさ”を考えるスペシャルトークイベント「さかなクンと考えるミライにむけた海とおさかなの話」が開催され、海の生態系を守りながら持続可能な社会を目指すための取り組みや、素晴らしい資源である魅力的な“お魚ちゃんたち”の姿が紹介されました。
さらに、トークイベントの後半には「うまいもんマルシェ」を代表して、千葉県 銚子市の「株式会社兆星」さん、福島県 いわき市の「株式会社おのざき」さん、岩手県 宮古市の「有限会社宮古マルエイ」さんらが登壇し、それぞれの地元で獲れる自慢の魚を紹介。さかなクンがイラストとともに魚の解説を行うコラボレーションが実現。
「株式会社おのざき」さんは唐揚げにすると旨いメヒカリを、「株式会社兆星」さんは干物にするのがおススメというサバを、「有限会社宮古マルエイ」さんは、煮物にすると絶品な一夜干しカレイを紹介し、各々、加工業者ならではの美味しい食べ方を披露しました。
さかなクンは、「日本近海には3000種類のお魚がいるのに、私たちが食べているのは30種類ほど。魚はたくましい生き物だから簡単にいなくなったりはしないと思うけれど、私たちが今までのように獲り続けて食べてしまえば、いずれ、いなくなってしまう可能性もある。そうならない方法のひとつとして、魚屋さんやお寿司屋さんに並んでいる魚だけでなく、色々、試して食べてみることも大事」と話し、今ある資源を大切にすることともに、海には、まだまだ知られていない豊かで素晴らしい海の幸があることを伝えました。
今回、「UMIUMA 三陸・常磐の海うまいもんマルシェ」にて販売・紹介されている商品は、東北の海のうまいものが集うECサイト「UMIUMART」でも一部お取り寄せが可能。食欲の秋にふさわしい選りすぐりの海の幸と、その旨みを最大限に引き出す職人技を堪能してみてはいかがでしょうか。詳細はhttps://umiumart.jp/まで。