命を絶つ予定だった、発達障害の女性 その後の展開に「涙が出た」「素晴らしい」
ひと昔前は『生きづらい人』『変わった人』とされていた、発達障害。
現代は診断が行われた上で、自閉症やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠如・多動性障害)などの名称で認識されるようになりました。
発達障害は、生まれつきの脳機能の違いから起こるもの。自身の特性を理解していても、社会になじめず苦労をしている人は少なくありません。
発達障害で悩み、命を絶とうとした女性がとった行動
くさかべのどか(@kusakabenodoka)さんも、発達障害によってつらい思いをしてきた1人です。
医師から発達障害の診断を受け、これまでの苦悩の原因を理解した、くさかべさん。
周囲から失望される恐怖と不安で、自ら命を絶つことを考えるほどに追い詰められていたといいます。
そんな中、くさかべさんはある覚悟をしました。『自分の命を賭けた旅』に挑戦することにしたのです。
(5/5) pic.twitter.com/k8G8Y2YSzE
— くさかべのどか (@kusakabenodoka) March 23, 2022
トルコへの旅行で『失敗』と感じたら命を絶ち、『成功』と感じることができたら生き続けることを覚悟した、くさかべさん。
旅行の計画を立て、1人でトルコへ旅立ち、多くの個性的な人々と触れ合い、トラブルにも立ち向かいました。
「1人でもいろいろなことができた」という安心感は自信につながり、くさかべさんは生きる勇気を再び持つことができたのです。
命を賭けていたからこそ、くさかべさんは普段以上に頑張ることができたのかもしれません。しかし、その行動力はきっと元々持っていたものでしょう。
壁にぶつかりながらも懸命に生きようとするくさかべさんの姿は、特性によって『生きづらさ』を感じている人や、つらい状況に立たされている人の心を打ちました。
・読んでいたら、悩んでいる自分と重なって涙が出た。
・素晴らしい!こんなに行動力のある人を追い詰めてしまう現代社会って、なんなんだろう…。
・心の中で拍手をしながら読んでた!自分も投稿者さんの考え方や勇気をマネしたい!
現在くさかべさんは、自身の想いを漫画にアウトプットすることで生きる気力を得ているといいます。
くさかべさんの生み出した漫画は、ネットを通して多くの人に前向きになる勇気を与えてくれました。
[文・構成/grape編集部]