「神宮、大社、神社…名称によって何が違う?」“神社ソムリエ”佐々木優太・人気バラエティ『マツコの知らない世界』で話題沸騰中!【2022年・開運神社コラム3】

 1月18日放送のバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)出演で話題の、全国1万社以上の神社を自らの足で巡った「神社ソムリエ」で、シンガーソングライターでもある佐々木優太(37)さん。佐々木さんの著書『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社』(双葉社)は2022年の新年早々に重版が決定するなど、人気急上昇中だ。

 今回は、そんな佐々木さんの著書『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社』のなかから、この時期に読みたい神社コラムを紹介。神社の素朴な疑問に「神社ソムリエ」佐々木さんが答えます!

神宮、大社、神社……。呼び方によって何が違うの? 

 全国に8万社以上も存在している神社。「伊勢神宮」「出雲大社」「厳島神社」など、よくみるとその名前にはさまざまな種類がありますよね。この違いは、何なのでしょうか?

 神社には「大社」「宮」「社」などがあります。そのなかでも、特別なものが「神宮」です。

日本の大御祖神(おおみおやがみ)たる伊勢神宮。正式には「神宮」といいます。ただ、他にも「〇〇神宮」と呼ばれる神社が増えたので、他と区別するために、あえて「伊勢神宮」という通称で呼んでいるのです。

■「出雲大社」の正式名称や「神社」の訓読みとは?

 神宮という社号は、特別な由緒を持つ神社だけに許されたものです。本来は特別な許可がないと名乗れなかったのですが、今ではそういう経緯を持たない「神宮」と名の付く神社もあります。由緒を調べてみるのも、楽しいですよ。

 また「大社(たいしゃ)」もかつて一般的には「杵築大社(きづきのおおやしろ)」だけを指していたそうです。「きづきのおおやしろ」。初めて聞いた神社の名前でしょうか? 

 実は、出雲大社のことなんです。明治時代までは、杵築大社と呼ばれていたそうです。ちなみに、出雲大社は現在では多くの人に「いづもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式には「いづもおおやしろ」といいます。今では、諏訪大社や三嶋大社など多くの神社が「大社」と呼ばれるようになりました。

 その他にも「宮」は皇族を祀った神社に許された社号だったといいます。ちなみに「神社」の訓読みをご存知でしょうか? 「かむやしろ」や「かみやしろ」と読みます。

 全国に多くある天神社を「てんじんじゃ」と、読みますが「あまつかむやしろ」とも読むんですよ。「やしろ」は「屋代」に通じると言われ、神様が宿る建物のことを意味しているのだそうです。

■【画像】スーツ姿も凛々しい!「神社ソムリエ」の佐々木優太さん

 佐々木さんは自身のインスタグラムやツイッターで神社情報や出演情報を公開。さらにYouTubeチャンネル『神社ソムリエのあやかりチャンネル』では、神社に関するさまざまな豆知識も!

2022/1/18 22:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます