明治通り沿いの路地の先には、大人を癒すイタリアンがある
この9月、「渋谷氷川神社」ほど近くに誕生したイタリアンが早くも話題。
チェルシーにあるギャラリーをイメージしたというファサードが目を引く一軒だ。
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
ロンドンの街角のような和やかな明かりに、つい誘われる
元は、ガレージだったという場所をリノベーション。間口の広さや天井の高さを生かして、一度前を通れば間違いなく記憶に残る店構えに
シェフの榎 大輔さんとマネージャーの小池純平さんは恵比寿『ALTRO!(アルトロ)』を経て、一緒に独立。
繊細なレシピで一世を風靡した『カノビアーノ』での修業経験を持つ榎さんが作り出すのは、ハーブやフルーツを巧みに使うなど、さりげなく手のかかったリストランテ仕込みの料理。
この新店『SES(セス)』では、小池さんの奥様・真奈美さんもスタッフに加わり、3人が醸し出す和やかな空気感も心地よいのだ。
ついついワインが進んでしまう、上質な料理ぞろい!
「富士宮・長谷川農産のマッシュルームと洋梨のサラダ」2,200円には、密な身質で食感の良いマッシュルームをたっぷりと。
下には洋梨とリコッタチーズのペーストが。
炙ったハモと山盛りのみょうが、アサリの出汁が調和する「ハモとみょうがのスパゲッティーニ」2,900円。
「青森シャモロックのサルシッチャとレバームース 柿のアグロドルチェ」4,200円。
地鶏の旨味が詰まったサルシッチャを、なめらかなレバームースやとろりと煮た柿とともに(すべて価格は2名分)。
壁の黒板には、グラスワイン(1,100円~)がずらり
そして、それらに合わせて小池さんが選ぶグラスワインは、常時約20種類!
「季節感を盛り込み、気負わずに食べられる軽やかな料理と幅広くそろえたワインとを、自由に楽しんでいただけたら」と小池さん。
イタリアワインに主軸を置きつつ、グランヴァンから自然派、日本ワインまで、「料理に合う」ことを基準にセレクト。
銘柄名の頭に「芳醇」「余韻」といった味の印象が書いてあるので選びやすい。
「セッション」をイメージした壁画
店名の『SES』は「セッション」の略。
料理とワイン、小池さんたちと訪れるゲスト……etc.、さまざまな形の“セッション”が生まれ、和やかに夜が更けていく。
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9月にオープンしたばかりだが、すでに安定した居心地で多くの人を魅了させている『SES』。
名店譲りの確かな味と、ついつい長居したくなる空間は、リピート間違いなし!
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