岩尾望「解散しようと思ってるねん」…現在の相方・後藤とフットボールアワーを結成するまでを振り返る

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。

11月6日(土)放送のお客様は、お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望さん。ここでは、コンビ結成にまつわるエピソードを披露しました。

フットボールアワー・岩尾望さん



岩尾さんは吉本総合芸能学院(NSC)大阪校14期生の同期でもある後藤輝基さんと1999年に「フットボールアワー」を結成。2000年に「第21回 ABCお笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞、2002年には「第32回 NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞を獲得、2003年には「M-1グランプリ」で優勝を果たします。他にも「上方お笑い大賞」「MBS新世代漫才アワード」「上方漫才大賞」で優勝し、在阪の漫才賞レースのタイトルを完全制覇しています。

岩尾望さん



◆ダウンタウンに憧れてNSCに入学

川島:岩尾さんが芸人になろうと思ったきっかけは?

岩尾:(出身が)大阪なんで、小さい頃からお笑い番組は観ていましたね。漫才やら「吉本新喜劇」「ドリフ大爆笑」「オレたちひょうきん族」とか。そこから小学校の中学年か高学年ぐらいのときに、ダウンタウンさんが一気にスターの座にのし上がるのを最初からずっと見ていて。やっぱり、それに一番影響を受けたかな。「なんて面白いんだ! 自分もいつか(芸人に)なりたいな」みたいなことを思いながら、暗い学生時代を過ごした感じでしたね。一応、大学までは行ったんですけど。

川島:そこから養成所に行かれた?

岩尾:大学1年生の秋にNSCに入って、1年でNSCを卒業しました。そこから「心斎橋筋2丁目劇場」っていう、若手に人気の劇場のオーディションを受け始めて。1年がかりで、やっと劇場のレギュラーメンバーになれたんかな。

川島:それは後藤さんとコンビを組む前?

岩尾:うん。前のコンビ(ドレス)。

ドレス時代の岩尾さん



川島:ドレスは身内からの評価が高かったし、ちょっとテレビも出てはりましたよね。

岩尾:ちょっとだけやね。

川島:そのあとにドレスを解散してしまうわけじゃないですか? ドレスとしてコンビ活動をしていたときから、後藤さんとは交流があった?

岩尾:そうやね。NSCで同期だったので。同期何組かでイベントもやっていました。ユニットコントをやったりするようなライブ。

川島:後藤さんは当時、エレキグラムってコンビを組んでいましたよね。

岩尾:そう。最初は5、6組ぐらいの同期でライブを始めたんだけど、第2回をやるってなったときに1組が解散して。そのあとも、やるごとに1組ずつ解散して抜けていくのよ(笑)。

川島:(笑)。

岩尾:3組ぐらいでやったときに、ロッチのコカドケンタロウが前に組んでいた市川塾っていうコンビとも一緒にコントをやったりした。コカドってフレッシュな感じを出してるけど、フットボールアワーと同期なんですよ(笑)。

川島:「爆笑レッドカーペット」の印象が強いですけど、僕より全然先輩なんですよね(笑)。

岩尾:そうそう(笑)。

◆フットボールアワー結成を振り返る

川島:ドレスとエレキグラムが解散するタイミングで「後藤と組もう」ってなるわけですか?

岩尾:まず、その年の秋ぐらいに「心斎橋筋2丁目劇場が来年の3月ぐらいに閉館します」って告げられて。当時、そこしか出番がなくて「どうなんねん」ってときに、当時の相方から「ちょっと辞めようと思ってるねん。漫画家になる」って言われて。「劇場もなくなるし、お笑いを辞めようと思ってるのかな?」って雰囲気があったんですよ。それを言われて、「ほな、そうしようか」となったんですけど、どうしようかなと。

川島:1人になって、どうしますの?

岩尾:ピン芸人でやる感じではないけど、お笑いの世界にはいたいから、構成作家さんみたいな残り方をしようかなと思って。

川島:舞台を降りようと思っていたんですね。

岩尾:うん。それともう1つ、「(お笑いを)やるとしたら後藤とコンビを組むとかかな?」 って考えてた。だけど、当時の後藤はエレキグラムのボケでコンビを組んでいたので、「それはないかあ」って思ったんですね。

それで、(ドレスの)解散の話をした日やったんかな? 後藤のコンビと出番が一緒になって。その頃、後藤とは2人で近くのファーストフード店とかに行って、お笑いの話ばかりしてて、いつもそんな感じやったから、その日もファーストフード店に行って「ドレスを解散しようと思ってるねん」って言ったんですよ。そうしたら、後藤が「ええっ! 俺んとこも解散しようと思ってるねん。それを今日言おうと思っててん」って向こうが言いだすわけ。

川島:ええ!?

岩尾:後藤も解散したら構成作家になって、ドレスを活躍させようかなってことをどっかで思っててんて。

川島:すごい。相思相愛ですね。

岩尾:「そうなん!? もったいないで」とか言いながら、「ピンでやる? それとも2人で……それはないか(笑)」とか話して。

川島:お互いが「コンビを組もう」って言い出せない空気だったんですね(笑)。

岩尾:その話から1週間経ち、2週間経ち、また出番が一緒になったときにファーストフード店に行って、他愛もない話をすんねん。帰り道に「春からどうしていこう?」って話をして(笑)。でも、帰り道でも(「コンビを組もう!」と)言い出せない状態が2、3ヵ月続いて。お互いに気持ちはあんねん。向こうのコンビはまだ続いていましたしね。

川島:たとえるなら、向こうはまだ結婚している状態だと。

岩尾:うん。「だったら先に別れてきてよ。こっちは別れることが決まっているから」みたいな感じ(笑)。それから、劇場が閉館して、解散もしましたっていう何もない状態になって「決断せなあかん」と思って、俺から後藤に電話をして。

川島:意外ですね。

岩尾:でも、電話なんか普段することがないからさ。向こうは「おお、どうしたん?」って感じなのよ。

川島:向こうも薄々と気付いているんやろなあ(笑)。

岩尾:でも、そこから10分、15分ぐらい世間話をして、俺から電話をかけてるくせに言われへんねん(笑)。そんで、痺れをきらした後藤が「ほんならもう、2人でコンビをやろうや」って言ってくれて。

川島:ついに告白をしてきた!

岩尾:その言葉に対して俺は「まあ、別にええけど」って(笑)。

川島:腹立つわあ(笑)。

若手時代のフットボールアワー



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次回11月13日(土)のお客様は、サンプラザ中野くんです。

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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/

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  • 11/13 16:00
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