明石家さんま「もう勘弁してください」新幹線で顔を引きつらせる
明石家さんまと言えば以前、宮迫博之や松尾伴内など芸人たちが新幹線で一緒になった時に「ずっとしゃべり続けている」と証言しており、さんま自ら相手が寝る間もないほど話し続けたため「とうとう誰からも声をかけられなくなった」と明かしたものだ。このほど11月12日放送のラジオ番組『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で中川家・剛が話したところによると、そのさんまが新幹線で逆にしゃべりかけられてたじろいでいたという。
先週のことだ。『痛快!明石家電視台』(MBS毎日放送)の収録を終えて新大阪駅から新幹線で帰る時に、タレントのせんだみつおが同じ車両に乗ってきた。さんまと剛はすぐ近くの座席に座っており、少し離れた座席からせんだみつおが「10分おき」くらいの頻度でギャグを言うためにやって来る。さんまが顔を引きつらせながら「すみません、そのギャグは剛にあげてください」と逃れると、せんだは剛に向かって「お兄ちゃん。すみませんと謝るときに『すみませんだみつお』というこのギャグ。あげちゃう」とアピールするではないか。
相手は大先輩なので剛が「ありがとうございます!!」と応じたところ、さんまが安心したように「よかったなぁ」と声をかけた。それを聞いて「なに、さんまちゃんもほしいの!?」とせんだのテンションが上がったという。そんな調子でギャグを連発されたため、さんまは「もう勘弁してください」とまで口にしたそうだ。
その車両には『明石家電視台』常連の松尾伴内も乗っていた。さんまは松尾と「まっちゃんこれ美味しいな!」、「美味しいですね!」、「食べたん?」、「食べてません」と笑いながら何度もやりとりしていたというから、決して気分がすぐれなかったわけではない。新幹線の中という逃げ場のない空間で受けたせんだみつおの「10分おき」のギャグの贈り物がよほどしんどかったのであろうか。
現在せんだみつおは74歳、明石家さんまは66歳になる。せんだは1970年代にバラエティ番組などの司会者で人気を博し「ナハナハ」のギャグで一躍有名になった。1980年代にビートたけしや明石家さんまがレギュラー出演した『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)でたけしのキャラクター・タケちゃんマンが「ナハナハ」を真似ていたことからも、せんだのギャグがいかに浸透していたかがうかがわれる。
今年5月、せんだが長女のるかとパーソナリティーを務める『せんだみつおのナハナハラジオ』(FMハイホー・Spotify)で配信した「第3回 明石家さんまさんと新幹線で遭遇するエピソード」で、新大阪から東京に帰る新幹線でさんまと一緒になって「初めて楽屋以外で話をした」と明かしており、それからたびたび新幹線で乗り合わせているそうだ。「明石家さんまという人はモノが違う、野球で言えば『オオタニサーン』ですね。パワーがある」と感服していただけに、これからも新幹線で遭遇した際には、せんだみつおから「さんまちゃんこのギャグほしい?」とお声がかかるかもしれない。
画像3、4枚目は『せんだみつお 2016年8月11日付オフィシャルブログ「8月11日 あの時の「ナハ!」シリーズ」、2016年7月28日付オフィシャルブログ「7月28日 トレーニング「ナハ!」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)