上白石萌音NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』驚愕のスピード展開!想い人・SixTONES松村北斗が好演も「純愛を引き裂く悲劇」が

 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第1週「1925‐1939」(11月1日~5日)が放送され、ヒロイン・橘安子(上白石萌音/23)が想いを寄せる青年・雉真稔を、SixTONESの松村北斗(26)が好演し、甘酸っぱい恋模様で視聴者を胸キュンさせている。

 同ドラマは、昭和、平成、令和の3世代の女性たちが、ラジオ英語講座とともに紡いでいく、100年のファミリーヒストリー。大正末期からの岡山編の初代ヒロインを上白石、昭和30年代からの大阪編の2代目ヒロインを深津絵里(48)、昭和40年代からの京都編の3代目ヒロインを川栄李奈(26)が演じる。

 第1週は、1925年3月22日、安子は日本のラジオ放送開始と時を同じくして生まれる。和菓子屋「たちばな」であんこの甘い香りに包まれ、14歳に成長した安子は、繊維会社の跡取り息子で、大阪の商科大学で学んでいる青年・稔と出会う。偶然、稔が英語を話せることを知った安子は、教えてもらったラジオ英語講座を聴き始める。

 1期で3世代のヒロインが登場することもあり、早くも第2話で子役から上白石に交代し、第3話で稔と出会い、第5話で夏祭りデート。そして、密かに安子に想いを寄せていた、稔の弟で幼なじみの勇(村上虹郎/24)から、「あんころ屋の女なんか、釣り合うもんか!」と言われてしまい、稔への想いを諦めようとするスピード展開。

 松村演じる稔は、笑顔がまぶしい爽やかイケメンで、育ちが良さそうで英語も流暢。視聴者はツイッター上で「容姿や雰囲気が役柄と時代によく似合ってる」「稔さんの見た目もやることも完全に王子様なのに、令和のキラキラ感ではなく昭和のキリリ感を醸し出してる演技、松村北斗さんすごいと思った」などと、松村の演技に高評価だ。

■甘酸っぱい展開はすぐ終わる?

 第2週「1939‐1941」の予告動画によると、稔が「正式に安子さんとお付き合いを認めていただきたい」と訴える姿があるが、勇が安子に告白するシーンもあり、雉真兄弟との三角関係に発展しそうだ。また、両家の家族が安子と稔の交際に反対のようで、2人が結ばれるには、いろいろと障害がありそうだ

 さらに問題なのが時代設定で、劇中、ラジオで「満州国とモンゴル人民共和国の間の国境線を巡って発生した」と、1939年のノモンハン事件が報じられていた。今後、1941年に太平洋戦争が始まるので、これまでの朝ドラのパターンを考えると、稔と勇が戦地に行くのは避けられない。

 朝ドラにしては異例のスピード展開で、早くも恋愛要素が出てきたが、安子と稔の胸キュンが見られるのはアッという間で、戦争が激化していくことで、悲しい別れもいつもより早くやって来てしまうかもしれない。

 松村は8月28日放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル』(ニッポン放送)で、上白石より早くクランクアップを迎え、撮影現場を去ることになったと笑いながら明かしていたが、劇中ではどんな去り方をするのか気になるところだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

■昭和初期モードの松村北斗

 SixTONESの松村北斗では見せない、キリリとした雰囲気が好評だ。

※画像はNHK『カムカムエブリバディ』公式ツイッターアカウント「@asadora_bk_nhk」より

2021/11/8 6:00

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