名古屋が悲願のルヴァン杯制覇! クラブ史上初の決勝でC大阪に完封勝利

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 30日、2021JリーグYBCルヴァンカップの決勝戦が行われた。

 今年で29回目となる同大会の決勝は、初優勝を目指す名古屋グランパスと、2017年以来4年ぶり2回目のタイトル“奪還”が掛かるセレッソ大阪が対戦。両クラブは27日の天皇杯準々決勝でも対戦しており、同試合はC大阪が0-3で勝利を収めた。その3日前の試合から、名古屋は4人、C大阪は8人がスタメン変更。どちらのチームがトロフィーを掲げるのか『埼玉スタジアム2○○2』に注目が集まる。

 序盤はクラブ史上初の決勝に立つ名古屋が、素早い攻守の切り替えからC大阪を押し込む。3分にはMF稲垣祥が右足のミドルシュートで枠をとらえるが、ボールはC大阪のGKキム・ジンヒョンが正面でキャッチ。11分には、古巣対戦となるFW柿谷曜一朗がオーバーヘッドでシュートを放つも、ボールは枠の上へと外れる。

 一方のC大阪も徐々に押し返すと、高い位置からの組織的な守備で対応。2列目のMF乾貴士やMF坂元達裕を中心に、ボールも保持しながら敵陣内へ攻め込む。18分には、乾が右足のミドルシュートで名古屋のゴールを脅かした。24分にはMF奥埜博亮がシュートを放つも、枠の外へと外れる。

 そして前半終了にかけては、C大阪がボールを支配。名古屋のカウンターにも素早く対応し試合の主導権を握るが、その名古屋も決定的なチャンスは許さない。試合はスコアレスで45分間を終える。

 迎えた後半、C大阪は開始からMF清武弘嗣を投入。ただ、先制したのは名古屋だった。47分、左CKを獲得するとMF相馬勇紀の右足インスイングのボールを、相手DFの前に上手く入り込んだFW前田直輝が頭で合わせゴールネットを揺らした。後半開始早々にスコアが動く。

 その後は、名古屋が前がかりになったC大阪の背後のスペースを突く展開となり、52分にはカウンターから前田が左足で強烈なシュートを放つ。C大阪はキム・ジンヒョンの好セーブで凌ぐが、徐々に名古屋が試合のペースを掴む。

 追いつきたいC大阪は、FW大久保嘉人を投入。一方の名古屋は得点を生んだ前田と相馬に代えてMF長澤和輝とFW齋藤学を同時投入し、さらにソリッドな守備陣形を構築する。

 それでもC大阪は75分、DF松田陸が左ポストをかすめるミドルシュート。その3分後には松田のシュート性のクロスに大久保が反応するが、いずれも枠内にボールを飛ばすことができない。

 すると79分、名古屋が一瞬の隙を突き追加点を記録した。途中出場のFWシュヴィルツォクがドリブルで敵陣ペナルティエリア左へ進入し、左足でシュート。これはキム・ジンヒョンが好反応で防ぐが、こぼれ球に反応した稲垣が叩きつけるボレーシュートをゴールネットへと突き刺した。名古屋のリードは2点となる。

 一矢報いたいC大阪だが、名古屋はGKランゲラックを中心とした守備で、最後までゴールを割らせず。試合は2-0で終了し、名古屋が悲願のルヴァン杯初優勝を手にした。なお、同クラブにとっては、2010年のJ1優勝以来11年ぶりのタイトル獲得となった。

【スコア】
名古屋グランパス 2-0 セレッソ大阪

【得点者】
1-0 47分 前田直輝(名古屋)
2-0 79分 稲垣祥(名古屋)

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