「私の見た目は変」と劣等感を抱く美人女優。ディオールの顔に選ばれる

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 ここ数年、話題の映画やドラマに相次いで出演し、目覚ましい活躍をみせている新進女優のアニャ・テイラー=ジョイ(25)。役者としてだけでなく、ファッションアイコンとしても注目されているアニャが、このたび「ディオール」の新しい顔に起用された。いまや大スターとして脚光を浴びる存在となったが、幼い頃に学校でいじめられたことがきっかけで、自分の外見に「全く自信が持てない」という。

◆ディオールのグローバル・ブランド・アンバサダーに就任

 ファッション&ビューティ情報紙『WWD』によると、アニャはこのたび、フランスの高級ブランド「ディオール」のグローバル・ブランド・アンバサダーに就任。今後、クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリのコレクションや、メイクアップのクリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップスのクリエイションなどを紹介していくという。

 アニャは、先月行われたエミー賞でも、ディオールのイエローのケープ付きシルクドレスで登場し、話題となっていた。

◆街でスカウトされてモデルに。のちに女優へ

 アメリカ生まれのアニャだが、生まれて間もなく、父親の仕事の都合でアルゼンチンに住むことに。それから約6年後には、英ロンドンに移住した。

 幼い頃から女優を夢見ていたことから、14歳には米ニューヨークへ。しばらく、ロンドンと行き来する生活を送っていたが、16歳のときに転機が訪れる。ロンドン市内を歩いているときに、トップモデルを輩出しているモデル事務所にスカウトされたのだ。

 モデルとして活動を開始したアニャだが、次第に演技の道へ。2015年頃からは映画やドラマに出演し、米ホラー映画『ウィッチ』での演技が高く評価された。その後も『スプリット』『EMMA エマ』などの話題作に相次いで出演。

 2020年に配信されたNetflixの大ヒットドラマ『クイーンズ・ギャンビット』では主演を務め、世界中にその名が知られるようになった。このドラマで、主人公の天才チェスプレイヤー、ベス・ハーモン役を熱演したアニャは、今年のゴールデングローブ賞をはじめとした各映画賞で女優賞を授賞した。

 そのゴールデングローブ賞でも、緑色のディオールのドレスを着て、授賞式に臨んでいた。

◆映画に出られるほど、自分をきれいだとは思わない

 最高級の衣装を身にまとい、晴れ舞台でスポットライトを浴びる大スターとなったアニャ。しかし、本人はそんな自分を「映画に出られるほど、きれいだとは思わない」と語っている。

 その複雑な心境は、学生時代のつらい経験からきているようだ。アルゼンチンからロンドンに移住したころは、英語も話せず、なかなか周囲になじめなかったというアニャ。その結果、学校でいじめのターゲットとされ、ロッカーに閉じ込められたこともあったという。昨年のインタビューでは当時を振り返り、「学校では泣いてばかりだった。本当に孤独で、孤立していた」と明かしている。

◆「自分の見た目は変」、離れ目をからかわれた過去も

 今では、クリクリッとしたバンビ目がチャームポイントのアニャだが、かつてその“離れ目”をからかわれたこともあったそうだ。

「誰かがフェイスブックで私に魚の写真をタグ付けして、『これは君。君の目ってこんな感じだよ』ってね。そう言われてすごく傷ついた。それ以降、私は鏡を見なくなったわ

 以前のインタビューでこのように打ち明けたアニャは、いまだに自分の見た目にコンプレックスを抱えているようで、「自分の見た目は変」だと思っているという。そして、「スターになれるような外見ではない」自分を直視したくないため、「自分の出演作を映画館に見に行くことはしない」とも語っている。

 世界中の美女が集まるハリウッドで注目を集め、超一流ブランドであるディオールの顔に選ばれるのだから、「見た目が変」ということはあり得ないと思うが……。

◆コンプレックスをチャームポイントに変えた有名人たち

 ちなみに、元祖トップモデルのシンディ・クロフォードは顔のホクロ、トップ女優のスカーレット・ヨハンソンはハスキーボイスが、自分にとって最大のコンプレックスだったと語っている。けれども、シンディもスカーレットも、そのコンプレックスが今では最大のチャームポイントとなっている。アニャもいつか、その個性的な目元が最大の魅力だと思える日がくることだろう。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>


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