全員が点を取れるチーム…チェルシー指揮官がカップ戦ターンオーバーを示唆

 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督がターンオーバーの可能性を示唆した。クラブ公式サイトが伝えている。

 チェルシーは26日、カラバオ・カップ4回戦でサウサンプトンと対戦する。リーグ戦ではこれまで9試合を終え7勝1分1敗の首位に立ち、好調を維持している。

 また、チェルシーは今季のプレミアリーグで得点を挙げた選手の数が「14」人に到達したことも話題に。トゥヘル監督のたくみな采配でどこからでも点が取れるチームになっている。

 サウサンプトン戦を前に会見に臨んだトゥヘル監督は、「いくつかの変更は加えるだろうけど、どの程度かはまだわからない」とターンオーバーを示唆。「勢いを維持するために全員から考えるのか、それとも何人かの選手を休ませるべきなのか、完全には決めていない」と語りつつ、「でも、コブハムには、このような決断を下す際に役に立つ素晴らしい部門がある。分析、モニタリング、選手のケア、そしてメディカル部門、その他すべてがそろっている」とコメントした。

 一方でカラバオ・カップは若手にとっては絶好の機会。トゥヘル監督もそれを自覚し、正しく起用することの必要性を説いた。

「カラバオ・カップは、何人かの選手に出場時間を与えることができる瞬間だ。それは重要な意味を持っているし、選手にとってはフェアでなければならない。選手の(得意な)ポジションで起用できるか、彼のポテンシャルを発揮できるポジションかといったことだね。そうすれば彼らはどんどん良くなるだろうと思う」

「今のところ、出場しプレーする選手全員が同じスタイル、同じインテンシティを見せていることに満足している。これは私のこのチームの好きなところでもあるけれど、このチームの選手たちは限界まで自分たちを出して、プレーする。火曜日のサウサンプトン戦でも同様だろうね」

2021/10/26 15:47

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