今度はさくらんぼテレビ!パワハラ騒動で自殺まで…地方テレビ局の裏側

 フジテレビ系列の岡山放送で2021年7月に社員が入水自殺するという事件が起きたばかりだが、山形県のさくらんぼテレビでもアナウンサーに対して行われたパワハラが告発され大問題となっている。

「両社ともパワハラ騒動を週刊文春が社員などの告発を基に報じました。岡山放送に関しては社員が自殺してしまっていることや、社内から問題視する声が多かったこともあり中静敬一郎社長が減俸などの処分を発表しています。さくらんぼテレビでは、まだ週刊文春の取材に対して全面的に認めるような発言は行っていません。両社ともにフジテレビ系列の地方局ということで、『本体』のフジテレビも問題視して緊急会議が行われているようです」(民放関係者談)

 週刊文春が報じた所によると、暴言や過重労働などのパワハラが両社ともに平然と行われていたようだが、実際に地方のテレビ局に勤務する局員が匿名を条件に内情を教えてくれた。

「ほとんどの地方局は制作費も少なく、給料も年々下がって労働環境は劣悪になっています。特にひどいのは東北地方や鳥取、島根など人口が少ない地域のテレビ局です。その中でもひどいのが、フジテレビ系列とTBS系列です。地方では日本テレビ系列が強い傾向があり、今回パワハラが問題になった山形県でもYBCという日テレ系の局は潤沢に予算もあり、パワハラなど起こらないような平和な局です。さくらんぼテレビは、アナウンサーがすぐに辞めることで定期的に中途で募集していて、地元でも笑われている存在です。それまでアナウンサー経験がなかったような人間まで中途で採用してしまうので、技術が追いつかずに上司から叱責されるような負のサイクルが生まれています。こういった環境のテレビ局は他の県でもあり、特にフジ系列に多い印象です」

 なぜフジテレビ系列に問題のあるテレビ局が多いのか?その裏側は簡単なものだという。

「準キー局や北海道、福岡などでは独自の番組も制作して視聴率を撮るために頑張っていますが、大半の地方局はキー局の番組をそのまま流しているだけなんです。なので、フジテレビの番組が低視聴率のままならば業績は悪化するばかり。社員のモチベーションも低い状態が続いています。地方局で番組を制作するスタッフは、夕方に放送するローカルニュース番組か、週に1本程度制作する自社番組の担当スタッフしかいない。なので、一部の人間に権限が集中しがちで結果としてパワハラの温床となっている。テレビ番組を作りたくて入ってくるスタッフはいい標的で、逆らえば番組を作れない他部署に飛ばされてしまうので、パワハラを告発せずにじっと耐えている場合が多く、問題視されてこなかったんです」(民放関係者談)

 また、地方局ならではの構造が問題を引き起こす原因にもなっているという。

「今回、さくらんぼテレビのパワハラ問題で週刊文春に自宅前で直撃を受けたのは社長ではなく専務でした。これは、地方局では社長に権限がない場合が多いからです。多くの局が社長のポジションを天下り先にしていて、定年間近のお飾りばかり。実権は現場あがりの専務や常務などが握っている。そういった人間が、社長を矢面に立たせて裏で暗躍して、誰も逆らえないような恐怖政治を敷いているケースが多く見受けられます。視聴者が思っている以上に、地方のテレビ局はおかしな状況になっているんです」(民放関係者談)

 今回のさくらんぼテレビの告発も、内部の人間からと思われる画像や証言が多く掲載されている。今後もフジテレビ系列の他局でも、同じ様に告発が行われる可能性は十分に高そうだ。

  • 10/25 8:00
  • サイゾー

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この記事のみんなのコメント

1
  • ソフィア

    10/25 17:06

    錯乱墓テレビに改名よろしく

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