育児は「正解」と「間違い」の2択だと思ってた…夫が教えてくれた子育てのグレー【親に整形させられた私が、母になる Vol.73】
■前回までのあらすじ
サッカーの習い事で足が遅い息子のために、ある提案をするハム子。しかし「親の希望を子どもに押し付けているのかも」と考えるように。もしかしたら自分も母と同じことしているの? と、自分が恐ろしくなってしまい…。
■親の希望どおりに子どもを動かすことは悪?それとも…?
自分の考えが極端だったことに気付きました。
何事においても「白」か「黒」か、
「100」か「0」か…
常にそんな考え方で、「正解はひとつしかない」と思い込んでいました。
それはまるで、母が私に「世間体が良い生き方だけが成功である」と教え続けたように、「〇〇だけが正解。それ以外は間違っている」という考え方そのもの。
けれども私にとっては当たり前だったこの極端な考え方は、他の人にとっては当たり前な考え方ではなかった…。
他の人は心にグレーゾーンがある。
そしてそのグレーゾーンのなかにも、さらに自分に合った、生き生きと過ごせる「ベストなグレーゾーン」があるんだろうと思います。
息子に合った、息子が生き生きと過ごせるベストゾーンを私は見つけたいと考えています。