【川崎・鎌倉記念】道営所属のシルトプレで優勝の笹川翼騎手「丁寧につくられている馬だと感じた」
13日、川崎競馬場で行われた第20回鎌倉記念(2歳・重賞・ダ1500m・1着賞金1500万円)は、先団外目でレースを進めた笹川翼騎手騎乗の4番人気シルトプレ(牡2、北海道・桜井拓章厩舎)が、直線で先頭に立って押し切り、外から迫った1番人気ママママカロニ(牡2、大井・森下淳平厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒9(稍重)。
【笹川翼騎手】
(ホッカイドウ競馬の所属の馬ということで、関係者からアドバイスなどは?)
「そうですね。前走乗っていたのが石川倭ジョッキーで、メールくれまして、少しズルいところがあるよっていうのは聞いていました。桜井調教師はじめ、前に所属していた林(和弘)先生や皆さまのおかげで丁寧につくられている馬だなというのを返し馬で感じたので、レースに行く前から自信がありました。
(他馬の)出方を見てからと思ったんですけど、馬も行く気でしたし、ペースもそこまで上がらないなと思っていたので。折り合いに苦労することもなく、最後までよく頑張っていると思います。
ペースが最初緩かったので(他馬が)動いてくるなというのが頭にあったんですけど、(3コーナー前での追い出しにも)よく反応してくれて、3〜4コーナーからは本当にスムーズで、直線も少し1頭になってふらふらしてしまったりとか幼さはあったんですけど、これも使ってくれば改善されると思うので、本当に期待したい馬です」
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)