初対面の人と話すには? 会話のきっかけは「相手を褒める」「質問攻め」

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。10月11日(月)は、『友達について知りたい事』をテーマにお届けしました。10代のリスナーが抱える友達に関する悩みや相談を取り上げたのですが、そのなかから「初対面の人と打ち解けられない」という高校1年生の男性リスナーと、パーソナリティのこもり教頭、ぺえ教頭とのやり取りを紹介します。その前編。
●後編はこちら



こもり校長:僕がこの学校にやってきた1年半前は、ちょうどコロナ禍が始まった時期だったんだよね。緊急事態宣言が初めて出たり、リモートワークという言葉が生まれたり。生徒(リスナー)と毎日話すなかで世の中の移り変わりを感じていたんだけど、学校生活がすごく変わった印象があって。

ぺえ教頭:そうだよね。

こもり校長:学校に行かずに授業を受けるとか、行事がなくてコミュニケーションを取る場がなくなっちゃうとか……。すごく印象的だったのは、ちょうど4月だったから「憧れの高校や大学に入学したんです。でも、学校がずっと始まりません」、「ずっとリモートです、分散登校です」って。

ぺえ教頭:つらいねぇ。

こもり校長:本来なら自己紹介タイムがあったり、オリエンテーションとかで仲を深める時間があったのに、(登校できるようになって)いざ始まったらいきなり授業で……。それで、「どうしていいかわかりません」という生徒が多かったんだよね。

ぺえ教頭:そうだね……。

こもり校長:こういうことがなくても、人との関わり方に悩んでいる生徒は多いと思う。だから今夜は、友達に関する授業を届けていきたいと思う。生徒の君が友達について知りたいこと、悩んでいることを教えてください。


◆高1男性リスナーの相談:初対面の人とのうまい打ち解け方を教えてほしいです

こもり校長:初対面の人と会うと、どうなっちゃうの?

リスナー:キョドっちゃいます。

こもり校長:どうしていいのかわからないのかな?

リスナー:そうです。話題の共通項を見つけるのが苦手なので。

こもり校長:それは、小学校くらいのときから苦手なのかな?

リスナー:いや、小学校のときは得意だったんですけど、中学受験をして環境が変わったら、「あれ? 友達ってどうやって作るんだっけ?」という感じになっちゃいました。

こもり校長:なるほどね。高校はまた受験して違う学校なの?

リスナー:いや、中高一貫校です。なので、時間をかけて仲良くなった人はいるんですけど。

こもり校長:でも高校で新たに出会う人も多いから、どう切り出せばいいかで悩んでいるの?

リスナー:そうです。特に話しかけるのが苦手なので、友達を作るきっかけがないんです。

ぺえ教頭:たしかに難しいね。

こもり校長:うん……教頭は初対面の人と話せるタイプ?

ぺえ教頭:絶対に話さなきゃいけない人に対しては、覚悟を決めていく。きっかけは、大体相手を褒めるところから始めるかな。例えば、今日こもり校長が初めて会った人なら、「ニット帽似合うね!」とか、「私はニット帽似合わないんだよね」とかさ。だから相手を褒めて、“あなたに興味があるよ”ということと、相手を褒めることで嬉しい気持ちにさせるみたいな。私はそういう切り口で話しかけるね。

リスナー:ああ~……。

こもり校長:たしかに、褒められて「嫌だ」ってなる人は少ないよね。

ぺえ教頭:あと、私は苦手な人と話すのも好きなの。何て言うのかな……苦手なのはわかっているんだけど、自分を知るために相手を知りたくなるのよ。だから、自分が嫌いな人だったり、絶対価値観が違うと思うヤツとあえて話したくなるんだよね。ちょっと難しいけどね。

こもり校長:でもわかるよ。自分を知るきっかけにはなるよね。(リスナーが初対面の人と)仲良くなるためには、積極的に話したほうがいいよね。校長の場合は、質問攻めにするようにしているの。「何が好きなんですか?」とか「何でこの場所にいるんですか?」とか、仕事関係の人なら「どういうきっかけで始めたんですか?」とか。相手が話すターンを多くすることによって、相手がしゃべるというコミュニケーションのハードルを下げるというか。

ぺえ教頭:なるほどね、聞き手に回るってことか。

こもり校長:そう。そうやって(質問という)ジャブを打ち続けていると、疲れたくらいのときに「逆に小森さんは?」って聞いてくれたりするから(笑)。そうすると、ラリーが続くかなと思うけど。

ぺえ教頭:そうだね。

リスナー:でも、「自分が質問したときに相手は嫌がらないかな」ということまで考えてしまうんです。

こもり校長:たしかにな~、グイっと来る人があまり好きじゃない、という人もいるもんなぁ。

ぺえ教頭:私はそっち寄りだよね……いや、校長にされたから嫌だってわけじゃないんだけど……(笑)。さじ加減が難しいわね。

こもり校長:(笑)。



こもり校長:自分が話すということは、相手に何かを届けるということだから。それを受け取った相手がどういう感情を抱くだろう、という不安はたしかにあるよね。

ぺえ教頭:うん。

こもり校長:「聞かれたくない質問をしちゃったかな?」とかね。でも、積極的に話していって損はないと思うんだよね。もちろん人同士だから、合う、合わない、はあると思うよ。でも、もし話しかけた相手にそっけない態度をとられても、相手もちょっと気になると思うんだよね。「あれ? そっけない態度を取っちゃったかな……?」って。こういうことが、コミュニケーションのきっかけになると思うんだよね。

リスナー:はい。

こもり校長:悩みながらでも、練習のつもりでいっぱい話しかけてみるのもいいかも。質問が思い付くのも、訓練だと思うから。褒め慣れてないと、褒め言葉も出てこないからね(笑)。

ぺえ教頭:そうだね(笑)。

----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2021年10月19日(火)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

画像をもっと見る

関連リンク

  • 10/12 17:30
  • TOKYO FM+

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます