正念場の森保監督、すでに2敗も「我々次第で巻き返せるチャンスはある」

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 日本代表を率いる森保一監督が、12日に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・オーストラリア代表戦の前日会見に臨んだ。

 7日のサウジアラビア代表戦を0-1で落とし、3試合で1勝2敗と苦しいスタートとなった日本代表。森保監督は自身の去就も取り沙汰されるなか、「我々が厳しい状況に置かれているのはもちろん承知しています。しかし、厳しい試合の連続であることは最終予選前から覚悟していました。まだまだ我々次第で巻き返せるチャンスはあると思っていますし、出場権獲得へ明日、勝利を目指して戦うことだけを考えて臨みたいです」と意気込みを示し、次のようにも語った。

「サッカーも含めてですが、勝負事に絶対はないということが言えます。我々ができることは勝つ確率を上げられる準備をすることかなと。我々の選手たちの力、日本サッカーの力を考えれば、できる準備を怠らず、しっかりやっていければ勝つ確率は限りなく上げられると思っています」

 オーストラリア代表はサウジアラビア代表とともに3連勝スタートを切り、現在首位に立っている。現役時代にサンフレッチェ広島で同僚だったグラハム・アーノルド監督率いるチームについて、森保監督は「個々のフィジカルの強さがあり、技術的にも優れているチーム。アーノルド監督は戦術的にも組織的に戦える、いいチーム作りをしていると思っています」とコメントした。

 またオーストラリア戦のメンバー選考については、「これまでと考え方は変わらず、豪州戦へ向けて勝利のためにベストなメンバーを選んで決めることをしていきたい」と語り、「戦い方が変わっていないように見られるかもしれませんが、毎回相手が違うので、相手のストロングポイントをできるだけ消して、ウィークポイントを突いていけるようにしたいです」とした。

 また質問では、サウジアラビア戦は選手たちによるレフェリーへの抗議が多かったのではとの指摘も。森保監督は次のように答えた。

「活動の間が空くことなどで選手たちの意識が薄れることがあり、試合の中でセルフジャッジをして、審判にアピールするなどはサウジアラビア戦でも出てしまったのかなと思う。その点については選手たちに、『セルフジャッジはやるな、笛が鳴るまで続ける』ということは伝えました。試合結果は絶対的なものではありませんが、内容の部分では試合を見てくださった方々に日本人らしく戦ったと思ってもらえるような戦い方をしたいと思っています。チーム一丸となって最後までひたむきに戦い抜くということを選手たちにしてもらいたいと思っています」

 さらに、森保監督はトレーニングの内容についてもコメント。強度が高く、テンポの速い練習を行う意図を次のように説明している。

 「まずは強度高く、プレーテンポを速くしていくことが、日本のサッカーが世界で勝っていくために、アジアで確実に勝っていくために必要なこと。練習などをプランして選手には働きかけながら、試合でも実践してもらっています。特に練習の中では、じっくりボールを持つことも働きかけていますが、実践できていない部分においてはトレーニングを改善して考えたり、ミーティングの中で話していきたいです。世界のサッカーで日本が勝っていこうと考えたとき、試合の中でゆっくりボールを持つこともありえることですけど、強度高くやり続けることを前提にやっていかないといけない。日本が世界で勝っていくという部分では、世界のトップトップに追いつかないと、追い越すことができないと思うので」

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