C・ロナウド、不機嫌のワケは? パフォ模倣のタウンゼントにはユニをプレゼントも…

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 クリスティアーノ・ロナウドの人気はとどまる所を知らない。スタメンから外されて結果を残すことができなくても、試合後の話題の中心には常に彼がいる。

 今月2日に行われたプレミアリーグ第7節では、マンチェスター・Uがエヴァートンを相手に本拠地で勝ち点を取りこぼす結果に。世界的なスター選手を揃えながら勝ち切れないことで、オーレ・グンナー・スールシャール監督の手腕が再び問われ始めている。

 その試合で話題になったのは、ピッチを去る際のC・ロナウドの態度。エヴァートンのアンドロス・タウンゼントが挨拶に行ったものの、完全に無視してそのまま選手通路へと消えていったのだ。この日、スタメンを外されたことへの不満か、それともホームで先制しながら勝ち切れなかったことへの憤りか。様々な憶測が飛ぶことになった。いずれにせよ、何か呟きながらピッチを去る姿は確かに印象的だった。

 その場に居合わせたタウンゼントいわく、C・ロナウドは母国語のポルトガル語で何かボソボソと呟いていたという。では、なぜタウンゼントはそもそもC・ロナウドの元に近寄ったのか? その目的はプレミアリーグの舞台に帰ってきたスーパースターのユニフォームにあったという。

 この試合、エヴァートンの同点ゴールを決めたタウンゼントは、昔から憧れていたC・ロナウドのゴールパフォーマンスを真似てゴールを祝った。試合後のインタビューで「ロナウドに対する敬意」と語っていたが、実はユニフォームも貰いに行っていたことを『トークスポーツ』の番組内で明かした。

「試合前日にマンチェスターへ向かうチームバスの中で話していたのさ。そしてチームメイトからゴールを決めたらあのゴールパフォーマンスをやるかと聞かれたので『やるよ』と答えていたんだ」とタウンゼントは説明する。

ただし、気を付けるべきこともあった。「チームメイトに言われたよ。やるのは勝っているとき、もしくは試合終盤だけだとね。ロナウドにやり返すチャンスを与えないためにね」

 タウンゼントが同点ゴールを決めたのは65分。まだ試合は25分も残っており、57分に投入されたC・ロナウドには十分な時間が残っていた。タウンゼントは「勢い余ってやってしまい、倒れそうになったよ」と振り返り、「時計を見ると65分だった。世界最高の選手に30分も時間を与えてしまったから、『やばい。めちゃくちゃ間抜けになるかも』と肝を冷やしたね」と本音を吐露した。

 ゴールパフォーマンス以外にもう1つ、タウンゼントには狙っているものがあった。それは憧れのC・ロナウドのユニフォームである。「ゴールを決めたからにはロナウドのユニフォームなしでは帰れない」と考えたタウンゼントは、試合終了のホイッスルが鳴ると同時にユナイテッドのNo.7を追いかけた。「彼は何かポルトガル語で呟いていた。僕が3、4回ほどユニフォームをお願いすると、彼も諦めてユニフォームをくれると約束してくれたんだ」

 完全に無視されていたように見えたが、C・ロナウドはちゃんと応えてくれていたそうで、控え室で待っていたら用具係がユニフォームを持ってきてくれたことを明かし、ゲットしたユニフォームを自身のインスタグラムに掲載した。



 C・ロナウドが不機嫌だったのは、タウンゼントがゴールパフォーマンスを真似たからなのか? 「僕のゴールパフォーマンスを見ていなかったと思う。彼はちょうどその時、チームメイトにゲキを飛ばしていたはずさ。もし見ていたら、絶対にユニフォームをくれなかったはずだよ」

 タウンゼントは、『トークスポーツ』の番組MCに「ユニフォームを額に入れたら、一緒にゴールパフォーマンスの写真も飾りなよ!」と冗談を言われ、「大事に保管する」と宝物を手にした喜びを口にした。

 ということで、C・ロナウドの“不機嫌”はタウンゼントに向けられたものではなかったのだ。では、誰に対する不満だったのか。これについて元マンチェスター・Uのギャリー・ネヴィル氏は『スカイスポーツ』でこう分析する。

「ロナウドの態度は褒められたものではない。彼はスタメン起用されないと不満なのか? そうだ。ゴールを決めることができないと不満なのか? そうだ。チームが勝てないと不満なのか? その通りだ。それは周知の事実なので、わざわざ態度で示す必要はない」

 そしてロナウドの態度は波紋を呼ぶだろうと推測する。「呟きながらピッチを去れば、何て言っていたのか、誰に対して怒っていたのかと話題になる。そうなれば、やはり監督の名前が挙がるだろう。そしてロナウド本人も、これが監督へのプレッシャーになることを十分にわかってやっているはずだ」

 試合で活躍しても、活躍しなくても、常に話題の中心に挙がるのがスーパースターの宿命だ。やはり、今シーズンはC・ロナウドの一挙手一投足から目が離せなくなりそうだ。

(記事/Footmedia)

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