他人の成功をうらやましいと思った瞬間、あなたの負けが始まる【仕事術#5】

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「働き方改革」の潮流はコロナ禍で後押しされ、若手育成を担う40代が板挟みに直面するシーンも増えました。

「若手が辞めない」「コロナ禍でも新規出店できる」ヘアサロン、Belle代表の飯田さんに今どきの人材育成を聞きました。

【Belle飯田さんのイマドキ仕事術#5】

Belle 代表・飯田尚士さん 1978年生まれ(43歳)、東京都立川市出身。 都内のサロン2店の勤務を経て、2010年に堀之内大介氏とともにBelle 表参道をオープン。 プライベートでは3歳の娘さんとよく遊ぶパパ。

 

SNSスターは維持が辛いんです。予約の時代変化のエッジとは

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コロナ禍ではスマホを見る時間が増えたことからどの業態でもSNSに注力しました。サロン業界もSNS経由の新規客が増えたそうですが、それは喜ばしいことなのでしょうか?

 

「フォロワー数に応じて手当をつけ始めたこともあり、SNS経由の予約が50%ほどに増えました。でも、ぼくはサロン全体でSNSに注力するのにはちょっとネガティブです。SNSを頑張る子もいるし、店舗での接客を頑張る子もいるというふうに、それぞれの個性を生かすのがバランスがいいのではと」

 

美容師仲間の間でも新しいSNS集客手法が話題になることがあるそうですが、飯田さんの場合、SNSを中心に据えるとスタッフがメンタルを削られるリスクのほうを強く感じると言います。

 

「インフルエンサー美容師もいいと思います。若くしてお店を持てるケースもある。でも、経験上、気の毒なくらいに毎日フォロワー数ばっかり気にするようになってしまうんです。それよりも、Belleでは肝心のカット技術を磨いてもらいたい。そのため、お店全体でスタイリストをフォローします。SNSスターは当てづつけるのが大変です。今年インスタからお客さんがたくさんきてくれても、来年それを維持するのがまず無理なんです」

 

面白いのが、フォロワー数と来店数がイコールにはならない点なのだそう。仮にフォロワーが少なくても、自分の得意なところ、好きなことを打ち出してるとそれをお客さんの側が見つけてくれるのだそう。

 

「たとえば、パーマが得意ならパーマスタイルに集中してどんどん出していくと、パーマを探してるお客さんが探し出して来店してくれます。でも集客よりも、そもそも、自分の本当の得意なこと、カットやカラー、何でもいいですが、それを打ち出してるほうが自分たちも楽しいですよね。ぼくにとってはその、楽しいということが大切です」

 

他人をうらやましいとはおもっても、マネはしない

数年おきに新しいエッジを持つサロンが登場し、トレンドを塗り替える業態。焦ることはないのでしょうか。

 

「とにかくぼくは、このサロンのファンになってもらうことを大事にしています。でも、ファンの作りかたって、人によって全然違って、ぼくはこうしたからお前たちもそれを真似しろ、というのは通用しません。ただ一つ、根底には高い技術が提供できることがあります。このサロンのスタッフなら全員が一流の技術を身に着けている。そこにそれぞれが各自の色を足していくのがベストですね」

 

サロンの役割は、スタイリストとして独立できる武器を与えてあげること。そこから先は好きなように育っていけるよう、まずは不安を感じることをなくしてあげることに注力するのだそうです。

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撮影/廣江雅美

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  • OTONA SALONE

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