「ワクチン・検査パッケージ」技術実証へ、W杯最終予選やルヴァン杯決勝など8試合が対象に

 9月30日をもって緊急事態宣言等が全面解除されるにあたり、日本政府は「ワクチン・検査パッケージ」に関する技術実証第一弾の候補案件を発表。大規模イベントとして、サッカー界からは明治安田生命J1リーグや日本代表戦などの合計8試合が対象となった。

 今回の発表によると、関係府省庁や地方公共団体が連携して行われるワクチン摂取の技術実証では、「感染対策をしっかり講じているスポーツ、コンサート等のイベントにおいて、ワクチン接種歴の確認や事前の検査のオペレーション等を検証」。日常生活の回復へ、その効果が測定されるという。

 そしてサッカー界で技術実証の対象となったのが、10月12日のFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選日本対オーストラリアや、同30日のJリーグYBCルヴァンカップ決勝戦などを含めた、国内で開催される公式戦8試合。各試合、入場人数の制限が緩和されることも発表されており、これに伴い日本サッカー協会(JFA)は、「2回目のワクチン接種から2週間経過している方、試合日から遡って72時間以内にPCR検査を受検して陰性が証明された方に限り」、W杯最終予選オーストラリア戦のチケットを追加で販売することも発表した。

 今回、「ワクチン・検査パッケージ」技術実証の対象となった公式戦は以下の通り。

▼10月6日

ルヴァン杯準決勝(豊田スタジアム)

▼10月12日

W杯アジア最終予選 日本vsオーストラリア(埼玉スタジアム2○○2)

▼10月16日

J1第32節 横浜FMvs札幌(日産スタジアム)

J1第32節 神戸vs福岡(ノエビアスタジアム神戸)

▼10月22日

J1第33節 浦和vs柏(埼玉スタジアム2○○2)

▼10月24日

J1第33節 川崎Fvs清水(等々力陸上競技場)

J1第33節 名古屋vs神戸(豊田スタジアム)

▼10月30日

ルヴァン杯決勝(埼玉スタジアム2○○2)

2021/9/30 20:03

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