ダイソー「ウォーターファンデーション」使って驚き。マスク移りゼロだった
ダイソーで販売しているウォーターファンデーションがひそかに話題に。SNSでは「パケがおしゃれ」「マスクに付きにくい」などと評判を呼んでいますが「カバー力がいまいち」「乾燥する」などの声もあり賛否両論です。
実際にウォーターファンデを使い、仕上がりやマスクへの色移り具合をチェックしてみました。
◆ダイソーの新感覚ウォーターファンデーション
ダイソーで販売しているウォーターファンデーションは、ピンク・グリーン・ピンクベージュ・オークルの4色展開です。今回はカラーコントロール力がありそうなピンクを購入。赤みが気になる方はグリーン、ナチュラルな仕上がりが好みの方はベージュやオークルがおすすめです。
高さ約8cmの手のひらに収まるミニサイズなので、旅行や出張先など持ち運びに向いています。
成分をチェックすると、水をはじめとした水性成分とグリセリンやヒアルロン酸の保湿剤がベースでシンプルな設計です。初めは分離している状態なので、よく振ってから使ってください。
◆絵具を水で溶かしたような不思議なテクスチャー
手のひらに出してみると、ほぼ水のようなテクスチャーながらもまとまりがあり不思議な感覚。絵具を水に溶かしたようなタッチで小学生の頃を思い出しました。
口が広いのでドバドバと出てしまうかと心配でしたが、ぽたっぽたっと垂れるように出てきます。量の調節がしやすいものの、液体なのでこぼれてしまわないよう注意してください。
◆ウォーターファンデの付け方・仕上がりは?
手のひらに10円玉くらいの量をとり、薬指と中指を使っておおざっぱに広げます。肌にのせると垂れてしまうかな?と思いきや、意外な密着力を発揮。肌が弱い方は少しずつ狭い範囲で試してみることをおすすめします。
スポンジで軽く叩きこむように馴染ませると、ピンクが足されナチュラルにトーンアップしました。ウォーターベースの薄膜により、素肌感を残しつつ血色感のある肌に整えられます。仕上がりはつやっぽいものの、上から重ねるパウダー次第でセミマット~マットになり、好みのベースづくりが可能です。
遠目でみるときれいな仕上がりにみえますが、ムラができやすいのが気になるところ。特にフェイスラインは、繰り返しスポンジで馴染ませようとしても白っぽくムラになってしまいました。
UVカット効果がないので、日焼け止めとの相性が悪いとモロモロがでてしまいそうです。今回は初め全体に広げてしまったので、少しずつ狭い範囲で丁寧に広げるとよりきれな仕上がりになります。
◆マスクへの色移りゼロに驚き
ウォーターファンデーションをつけ半日マスクですごしたところ、色移りはゼロでした。半顔ずつパウダーなし・ありで検証し、どちらとも色移りしていません。この日は気温26℃前後の比較的涼しい日で汗をかかずにすごしたため、汗や皮脂が多い夏に使うと色移り具合が変わりそうです。
乾燥が気になるという声もありましたが、基本の保湿成分が配合されしっとりした仕上がりになり、個人的に乾燥は気になりません。ウォーターファンデーションは聞き馴染みがなく、本当にファンデーションとして機能するのか半信半疑でしたが、使い方次第で十分に使えるアイテムだとわかりました。
<文/やむ>
【やむ】
コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定)/ 秘書検定準1級 / 温泉ソムリエの資格保有。フリーライター。温泉旅行が趣味。気がつくとデパコスカウンターにいるほどコスメ好き。Instagram:@yam_kimama