ボルダラス監督、首位決戦での逆転負けに悔恨「完璧な75分間を過ごしたけど…」

 バレンシアのホセ・ボルダラス監督が、19日に行われたラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦を振り返った。同日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第4節終了時点で、3勝1分の2位につけていたバレンシアは19日に行われた第5節で首位レアル・マドリードと対戦した。“メスタージャ(バレンシアの本拠地)”に集まった“バレンシアニスタ(ファンの愛称)”の後押しを受けたバレンシアだったが、15分にMFカルロス・ソレール、23分にDFティエリ・コレイアが立て続けに負傷。それでも66分にMFウーゴ・ドゥロのゴールで先制に成功した。しかし、86分、88分に立て続けに失点を喫し逆転を許す。試合はこのまま1-2で終了し、バレンシアは首位浮上のチャンスを逃した。

 ボルダラス監督は、首位決戦について「カルロスとコレイアのケガがあったにもかかわらず、チームは信じられないような努力をしていただけに我々は悲しい。用意した筋書き通りに進めた」とチームを称賛。続けて「私たちは優れていて、ハイプレッシャーで、コントロールし、リードを奪った。完璧な75分間を過ごしたけど…一瞬でも集中力を失ってはいけない」と振り返った。

 また、試合終盤の戦い方について、ボルダラス監督は「1点を追うレアル・マドリードは、同点、そして勝利のためのゴールを目指すために前に出てきた。少しアンラッキーな部分もあったけど、あの数分間をどう対処するかを知っておくべきだったんだ」と悔しさを滲ませた。

 最後に、ボルダラス監督は「今週は、セビージャ、アスレティック・ビルバオというレベルの高い相手との戦い。選手を回復させて、ベストな状態でセビージャに行けるように努力する」と意気込みを明かした。

 今季初黒星を喫したバレンシアは、22日に行われるラ・リーガ第6節でセビージャと敵地で対戦する。

2021/9/21 15:50

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