名店のカレーをレトルトで再現! ハウス「JAPAN MENU AWARD」の新作カレー3品を食べ比べ

 ロングセラーの「カレーマルシェ」や、食べログのカレー百名店とコラボする「選ばれし名店」など、数々のレトルトカレーブランドを生み出す『ハウス食品』。8月9日からは、新ブランド「JAPAN MENU AWARD」が誕生し、「完熟トマトのバターチキンカレー」、「欧風ビーフカレー」、「タイ風グリーンカレー」(各税込314円)の3商品が発売されました。

 個人的には、「選ばれし名店 スリランカカリー チキン」を食べてから、すっかりファンになっていたので期待大です。今回の新作は、グルメコミュニティサービス「SARAH」が主催する日本全国の「至極の一皿」を表彰するグルメアワード“JAPAN MENU AWARD”受賞メニューをレトルトカレーで再現した一品とのこと。

 専門家が選んだお店のカレーを家庭で手軽に食べられるように商品化したもので、従来のレトルトカレー同様、電子レンジで温められるのも魅力ですね。では早速、こちらの3商品を食べ比べしてみたのでご紹介しましょう。

『アチャカナ』(東京・新宿)の「バターチキンカレー」

 まずは、有名店で修業を積んだ店主が作るスパイス料理専門店『アチャカナ』の「バターチキンカレー」を食べてみます。同店の日替わりランチカレーの一つで、リピーター続出の一品。

 生クリームとバターのコクに加えて、トマトの酸味と甘さのバランスが絶妙なカレーです。後からスパイスがふわりと香り、口当たりはとてもマイルド。子どもから大人まで幅広く愛される味わいです。

『伽麗伊屋〔カレイヤ〕』(大阪・谷町)の「欧風ビーフカレー」

 大阪府のカレー激戦区で人気の欧風カレー『伽麗伊屋』ともコラボレーション。自慢の「欧風ビーフカレー」は長時間煮込み、三日三晩冷蔵庫の中で静かにねむり熟成させた手間暇かけた渾身作。店主自身が、“やっかいなカレー”と称するほど丹誠込めて作られています。

 この味をレトルトカレーでどこまで再現しているのか、というところですが、一口目からカレーの濃厚さが口いっぱい広がり、後からフルーツの芳醇さ、乳製品のまろやかさ、焙煎したスパイスのほろ苦さが混ざり合い、その全てが旨味へと昇華していきます。カレーに求めるスパイシーさをしっかり出しつつ、欧風らしいコク深さと相まって絶品でした!

『マイペンライ』(愛知・伏見/名古屋)の「グリーンカレー」

 タイ国政府商務省認定のタイ料理レストランのグリーンカレー。こちらは、袋を開けた瞬間から、ココナツとレモングラス、こぶみかんの爽やかな香りが広がりました。

 味もココナツのコクと、ハーブの爽やかな香りと同時に、青唐辛子の辛さがしっかりきいています。「お米はジャスミン米を用意しておくべきだったな」と、少し後悔するくらい本格的な味わい。タイカレー好きなら一度は試しておきたい一品ですよ。

 高級感のあるパッケージで、スーパーマーケットで手に取る時にもテンションが上がりそう! ぜひ好みに合わせて、試してみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

JAPAN MENU AWARD

https://housefoods.jp/data/retortcurry/jma/

2021/8/17 10:49

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