相葉雅紀『VS魂』“城島茂化”進行中、過酷ロケにブーイングも

 8月5日の放送で突然のリニューアルから3週目を迎えた『VS魂』(フジテレビ系)で、チーム魂のキャプテンを務める、嵐の相葉雅紀(38)がフル回転で活躍するも、気合が空回りしてしまい、痛々しい姿を晒す結果になってしまった。

 番組冒頭、スタジオトークで風間俊介(38)が「スゴい勢いでロケが消化されていく」とボヤくと、アンタッチャブルの山崎弘也(45)が「収録、オンエア、収録、オンエア」と、ロケ収録のスケジュールがキツくなっていることを、身振り手振りを交えて説明していた。

 

 そのせいなのか、番組前半のゲーム対決ロケはメンバーのスケジュール調整が難しかったようで、参加したのは相葉のほかはSexy Zoneの佐藤勝利(24)と、ジャニーズWESTの藤井流星(27)だけ。風間とKing & Princeの岸優太(25)と美 少年の浮所飛貴(19)は不参加だった。

 ゲーム対決は自動車教習所を舞台に、ゲストチーム“中尾レーシングチーム”の中尾明慶(33)、元フィギュアスケート選手でタレントの村上佳菜子(26)、カンニング竹山(50)と「近代教習所五種対決」に挑戦することに。

 まず、バイクのサイドカーに乗車して、巨大風船めがけて矢を放つ“サイドカー流鏑馬”で対決。中尾レーシングチームが1つも風船を割れない結果を受け、チーム魂の佐藤は「僕はスタジオゲームの“アローシューティング”で好成績を残しているので!」とやる気満々。見事に風船を割ることに成功した。

 しかし、続く相葉は、弓をかまえるフォームはカッコよかったが、風船を割ることができず、「情けないです」と肩を落とした。そして、「ジャニーズの集大成を見せます!」と意気込み2射目に挑戦したが失敗し、相葉は「そうだ、俺、ジャニーズの中でもカッコいいほうじゃなかった」と自虐コメント。

■すっかり城島茂路線

 VTRを見ていたスタジオゲストの道端淳平(32)が「動体視力の問題ですか?」と問うと、佐藤が「ジャニーズだったら決められる」とキッパリ。これに道端が「プロ野球選手も年齢と共に動体視力が落ちるって言うから」と続けると、相葉が「みんなして俺のことをイジるなぁ」とボヤいた。

 そして、2戦目のマニュアル車の坂道発進対決で相葉が汚名返上しようと、「ジャニーズの集大成見せてやる!」と再び意気込むと、スタジオの風間は「集大成って、何回も見せるものじゃないから」とダメ出し。それでも、2か月前からマニュアル車に乗っているという相葉は、慎重に発進させて成功し、ドヤ顔を見せていた。

 その後も相葉はキャプテンとしてフル回転の活躍で、5つのうち4つの対決に参戦。しかし、結果を残せたのは坂道発進だけで、勝てないうえに岸の天然ボケ発言のように笑いも取ることもできず、自虐ネタやTOKIOの城島茂(50)のような年齢イジリをオチにする始末だった。

 人気アイドルとはいえ、相葉も38歳のアラフォー男性。同番組や『相葉マナブ』(テレビ朝日系)のロケが重なっており、体のキレがなかったのは疲れのせいなのかもしれない。年齢イジリをマネするだけでなく、若手をうまく使うなど、もっと積極的に『鉄腕ダッシュ』の城島に寄せていったほうがいいかもしれない。

2021/8/11 8:00

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