「本当にしたいことは?」就職氷河期世代、紆余曲折した夫の職歴/出世欲のない夫(2)【夫婦の危機 Vol.105】
家事や育児を担ってくれる夫を頼りにする一方で、会社の仕事のほうはイマイチがんばれない夫のことをひそかに不安に思う私。
金曜の会社帰り、学生時代からの友人で私たち夫婦のことをよく知る由貴に相談してみました。
そう言われてみて、私はこれまでの夫の道のりを思い返してみました。
そもそも「家庭を持つならもう少し安定した仕事についてほしい」と夫に頼んだのは私でした。彼はその願いをかなえようと、安定した今の会社に転職。そして内心いろんな不満があっても、なんだかんだ今の安定を優先してくれている。
…由貴と話したことで、私は今の夫の状況を理解してあげられたような気がしました。
「そうだ、一度どこかで夫の今の気持ちを聞いてみよう! もしかしたら転職を視野にいれたキャリアプランを一緒に考えられるといいかもしれない」
この時はそんな風に思っていたのに…!
※この漫画は実話を元に編集しています